4.2.3 キャラクタコントロール(選択エントリ)の制御
GUI画面のキャラクタコントロール(選択エントリ)とは,次の二つのオブジェクトです。
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ポップアップテキスト/ポップアップフィールド
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コンボボックス
ここでは,APで可変ポップアップテキストを表示する場合のコーディング例について説明します。
可変ポップアップでは,ポップアップメニューのラベル,通知コード,文字色などをAPで指定できます。
ドローで可変ポップアップメニューのダイアログの「動的変更(APから表示属性を変更する)」を選択すると,動的変更を利用して文字色,背景色,表示方法,遷移条件など,オブジェクトの属性をAPで変更できます。APで指定しない場合,可変ポップアップメニューのダイアログで指定した属性で表示されます。
アクセスキーでポップアップメニューを選択する表示例について次の図に示します。
可変ポップアップテキストの制御項目に修飾名を代入して,可変ポップアップテキストを反転表示させます。可変ポップアップテキストにフォーカスを移すと,ポップアップメニューが表示されます。キーボードでアクセスキー「0002」を入力すると,ポップアップメニューが選択されます。ポップアップメニューで選択されたデータの通知コードが入力論理マップに代入されます。ポップアップテキストには,選択されたメニューの通知コードが表示されます。
ポップアップメニューを選択する可変ポップアップのコーディング例を次に示します。
MOVE '港支店' TO MAP001-POPUP-LABEL0001-O(1). …ラベルの設定 MOVE '品川支店' TO MAP001-POPUP-LABEL0001-O(2). MOVE 'S1' TO MAP001-POPUP-CODE0001-O(1). …通知コードの設定 MOVE 'S2' TO MAP001-POPUP-CODE0001-O(2). MOVE '0001' TO MAP001-POPUP-KEY0001-O(1). …アクセスキーの設定 MOVE '0002' TO MAP001-POPUP-KEY0001-O(2). MOVE XMAP-IN-ATTR2 TO MAP001-FIELD0001-A. …反転表示する : : : IF MAP001-FIELD0001-I = 'S1' …入力した通知コードの参照 THEN : |
可変ポップアップテキストメニューの表示属性を変更する場合,制御項目「MAP001-FIELD0001-A」に修飾名を代入します。
修飾名はドローセットアップで定義できます。ドローセットアップで定義した修飾名は動的変更テーブルとして保存されます。APでは,APに取り込んだ動的変更テーブルの修飾名を制御項目に代入してください。
- 注意事項
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マッピングモードが「論理マップだけ」,表示形態が「一部上書」の場合,画面を表示するときに,データ有無コードや定義されていない修飾名を制御項目に代入しても,可変ポップアップテキストメニューに定義した属性には戻りません。可変ポップアップテキストメニューに定義した属性に戻したい場合は,ドローセットアップですべての属性を「変更なし」に設定した修飾名を設定し,制御項目名に代入してください。