4.1.2 ウィンドウ位置属性を変更する
動的変更を利用すると,APでウィンドウ位置属性を変更できます。一時的にウィンドウを非表示にしたあとで,手前に再表示するなど,画面のオープン要求やクローズ要求をしないで,表示するウィンドウを切り替えられるので,処理を高速化できます。
ウィンドウ位置属性は,次のどちらかの方法で指定します。
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画面属性ダイアログ
各マップの画面属性ダイアログの「XY位置」で指定します。
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AP
各マップの画面属性ダイアログの「動的変更(APからウィンドウ位置属性を変更する)」を選択して,動的変更を利用してAPで指定します。
画面属性ダイアログの「XY位置」と「動的変更(APからウィンドウ位置属性を変更する)」の両方を選択した場合は,APでの指定が優先されます。
ウィンドウ位置属性を動的変更する場合のコーディング例を次に示します。
MOVE XMAP-WINDOW-VC TO MAP001-WINDOWW. …ウィンドウ位置属性に中央表示を設定 |
APでウィンドウ位置属性を動的変更する場合,制御項目「MAP001-WINDOWW」に修飾名を代入します。
修飾名はドローセットアップで定義できます。ドローセットアップで定義した修飾名は動的変更テーブルとして保存されます。APでは,APに取り込んだ動的変更テーブルの修飾名を制御項目に代入してください。