13.31.2 固定ラジオボタンボックスダイアログ(GUI画面)
固定ラジオボタンボックスの属性と,ボックス内の全ボタン共通の属性を設定します。このほかに,ボタンごとの属性は[固定ラジオボタン]ダイアログで指定します。
- ボックスの配置
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レイアウト領域上でのオブジェクトの先頭位置とサイズ(ます目数)が表示されます。
サイズはプレーンや文字のサイズに応じて更新されます。
- プレーンの配置
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プレーンのサイズや中のボタンの配置が表示されます。1桁あたりの大きさは[文字サイズ]の指定に従います。
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プレーンのサイズを変更できます。
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最初のボタンの先頭位置を変更できます。数値はプレーンの左上からの相対位置で指定します。
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ボタンの幅が表示されます。
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上下に並ぶボタン同士,左右に並ぶボタン同士の間隔を変更できます。
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- 使用目的
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通知コードで使用する文字やデータ型に応じて選びます。
「数字」は,半角の数字と記号(データ型に従う)を使用できます。
「英数」は,半角文字(スペース,英大文字,英小文字,数字,カナ,記号)を使用できます。
「日本語」は,全角文字,全角・半角の混在文字を使用できます。
- 枠付き(ボックスに枠を付ける)
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オブジェクト(ボックスや領域など)の周囲の枠線を明示します。
テキストやボックスで「オフ」から「オン」にする場合は,あらかじめオブジェクトの周囲に必要な間隔を空けて配置しておく必要があります。
- フォーカス設定(初期フォーカスを本ボックスに設定する)
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APからフォーカス位置を設定しないで画面を表示したとき(例えば,論理マップのフォーカス制御項目に値を設定していないなど),このボックスにフォーカスを位置づけます。
すべてのオブジェクトでこの指定が「オフ」で,フォーカス順序を設定していない場合は,入力・選択可能で最小位置(縦位置−横位置の順)のオブジェクトに初期フォーカスが位置づけられます。
- ボタンを横に並べる
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ボタンボックス内で,複数のボタンを順に横方向(左右・上下の順)に配置します。この指定がオフの場合は,縦方向(上下・左右の順)になります。
なお,フォーカスもこの指定に従った順序で遷移します。
- 自動送信(選択直後にAPへ制御を渡す)
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テキスト入力や候補(メニュー項目やボタンなど)の選択動作ごとに,APにイベントを通知します。
入力/選択後に他のオブジェクトへフォーカスを移動すると,自動的にAPにイベントが通知されます。このとき返すイベント通知コードは,送信キーと同じです。
- 自動スキップ(選択したら次のボックスにフォーカスを移す)
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ボックス内での選択操作が完了すると,フォーカス対象の次のボックスへ自動的にフォーカスが遷移します。
複数選択できるオブジェクト(複数選択リストボックス,チェックボタンボックス)の場合は,末尾の候補が選択されるとフォーカスが遷移します。
- 選択必須(選択しない時はエラーにする)
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このオブジェクトでの候補選択の操作を省略できないようにします。選択していない場合は,画面確定時(APへ制御を渡す直前)にエラーとなり,イベントはAPに通知されません。
なお,他の属性との対応([不活性]との併用など)に注意してください。
- 背景色
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オブジェクトや領域の背景の色を指定します。なお,[枠付き]を指定できるオブジェクトで,枠を付けない場合は「透明」で固定になります。
- ラベル
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文字サイズ
「大」は,基準文字サイズより大きい文字にします。
「標準」は,基準文字サイズと同じサイズにします。
「小」は,基準文字サイズより小さい文字にします。
基準文字サイズは,画面属性で指定します。
なお,GUI画面でプレーン内のオブジェクトに設定する文字サイズは,プレーン内の共通サイズ・単位となり,中のすべてのオブジェクトに適用されます。
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文字の書体
標準(XMAP3の標準フォント),明朝,ゴシックの3種類があります。
標準フォントは,画面表示のオブジェクトの場合だけ表示・印刷セットアップの[表示文字]タブでフォントを変更できます。帳票印刷のオブジェクトでは明朝体で出力され,表示・印刷セットアップで変更したフォントは反映されません。
XMAP3 印刷拡張機能の印刷拡張セットアップを利用して帳票印刷を実行する場合には,標準/明朝/ゴシックの書体に対する出力時のフォントを,それぞれ任意のフォントに変更できます(印刷モードがGDIとPDFファイル出力の場合だけ)。
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文字の強調
文字を斜体や太字にできます。
なお,斜体にするとオブジェクトのサイズ(幅)は1字分増えます。このためにエラーが生じて設定できない場合は,画面の定義でオブジェクトの右に間隔を空けてから設定してください。
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- APが受け取る項目
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APが参照するデータ項目について指定します。
- ・データ名
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データ項目のデータ名を次の規則に従って指定します。
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指定できる文字数は,接頭語(マップ名)を含めて29文字以内です。このため,ドローセットアップの[マップ名の長さ]の設定が「7」の場合は21文字以内,「6」の場合は22文字以内となります。全角文字は2文字分として数えます。ただし,データ名の先頭および末尾の全角文字は,4文字分として数えます。また,全角文字と半角文字が混在する場合,半角文字の直前の全角文字は,4文字分として数えます。
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指定できる文字種は,COBOLの場合は「A〜Z」「0〜9」「-(ハイフン)」「大文字の半角カナ」「全角(混在)」です。
Cの場合は「A〜Z」「a〜z」「0〜9」「_(アンダースコア)」です。
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- ・桁
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入力・出力するデータに応じて,データ項目の桁を指定します。
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[データ長を変更する]ボタンがオフの場合
指定できる長さは,入出力するデータの最大長以上で,オブジェクトがレイアウト領域に収まる範囲です。ただし,[データ型]が「数字」または「数字編集」のときはピクチャの最大桁を指定します。
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[データ長を変更する]ボタンがオンの場合
不活性になり,設定できません。
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- ・データ長
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APが受け取る項目のデータ長を指定します。
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[データ長を変更する]ボタンがオフの場合
ターゲット,使用目的に応じて,「桁」の値を基に計算した値を表示します。
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[データ長を変更する]ボタンがオンの場合
「桁」より小さい値になっているとエラーになります。
また,次の場合エラーになります。
・最大値152を超えている
・数値以外が入力された
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- ・データ型
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使用言語がCOBOLの場合に,ピクチャ句で指定するデータ型を選びます。選べるデータ型は,オブジェクトの種類や他の項目の指定に応じて異なります。なお,Cの場合は文字(char)型で固定です。
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文字用の「文字(XX)」,「漢字(NN)」,「漢字(XX)」
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数字用の「99999」
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数字編集用の数字編集文字列
「S99999」,「999V9」など。自由な値を定義する場合は,「その他のピクチャ」を選び,[自由な設定]ボタンからピクチャ文字を指定します。
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- ・桁寄せ
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データ長が論理マップ上の項目の長さより短い場合に,データを左右のどちらに寄せるかを指定します。使用言語がCOBOLで,次のどちらかの場合に指定できます。その他の場合はオブジェクトの種別やデータ型などに応じた固定値となります。
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[使用目的]が「数字」で[データ型]が「文字(XX)」
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[使用目的]が「英数」または「カナ」
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- ・埋字
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論理マップの項目長よりデータ長が短い場合に残りの領域を埋める文字を指定します。[桁寄せ]に応じて,項目内の右側/左側に埋字が格納されます。
指定できる内容は,オブジェクトの種別や[使用目的]などに応じて異なります。
「スペース」は,半角のスペースで埋字します。
「LOW(X'00')」は,LOW-VALUE((00)16)で埋字します。
「HIGH(X'FF')」は,HIGH-VALUE((FF)16)で埋字します。
「ゼロ」は,0で埋字します。
「埋めない」は,埋字をしません。領域にはAP内の直前のデータ領域の内容がそのまま残るか,初期クリア文字でクリアされます。
「自由な埋字」は,自由な値を埋字にします。この場合,[自由な設定]ボタンから値を指定してください。
- データ長を変更する
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データ長の自由設定の有無を指定します。
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オン:データ長を自由設定できます。
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オフ:データ長を標準設定にします。
ターゲットがWindows,AIX(シフトJIS)の場合は非表示になります。また,他のターゲットの場合でも,使用目的が「日本語」でデータ型が「文字(XX)」の場合だけデータ長が指定できます。
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- [自由な設定]ボタン
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[データ型],[埋字]を任意の値で設定する場合に,値を指定するためのダイアログが表示されます。