画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


9.4.4 予約フィールド

OpenTP1がサポートする予約項目名を定義するオブジェクトです。論理マップ上にデータを設定していなくても,実行時に予約項目名に応じた内容で画面に出力されます。予約フィールドはOLTPサーバ構成の環境で利用できます。予約フィールドの出力の仕組みについては,「8.5.6 予約テキスト/予約フィールド」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) 設定できる項目

予約フィールドの項目と設定できる値を次の表に示します。

表9‒8 予約フィールドの項目と設定できる値

項目

動的変更

設定できる値

予約項目名

8.5.6(3) 予約項目名」を参照

表示方法

標準表示,文字だけ非表示

文字色

白,赤,緑,青,紫,空,黄

反転表示する

チェックあり/チェックなし

印字する

チェックあり/チェックなし

コメントの記述

文字数:40文字(半角)

(凡例)

−:動的変更できない。

(2) 予約フィールドの作成手順

予約フィールドの作成手順を次に示します。

  1. ツールボックスの[予約フィールド]を選びます。

  2. レイアウト領域で,オブジェクトのサイズに応じて開始位置から終了位置までドラッグするか,開始位置をクリックします。

    予約フィールドが選択状態で配置されます。

    [予約フィールド]ダイアログでは,論理ハードコピーでオブジェクトを印刷対象にするかどうかを指定できます。印字対象にしない場合は,[印字する]チェックボックスをオフにしてください。

配置したフィールドのサイズは,自由に伸縮できます。