画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


8.5.11 ラジオボタンボックス

ラジオボタンボックスは,ラジオボタンが付いている項目から一つを選択するときに使用します。

入力データを,画面表示している候補(ラジオボタンボックス)をオン状態にして指定します。ラジオボタンでは,ラジオボタンボックスの中からボタンを一つだけ選択できます。

ラジオボタンボックスでラジオボタンを選択する場合,フォーカスが位置づいたラジオボタンを自動的に選択する方法と,フォーカスに関係なくキー操作やマウス操作などでラジオボタンを選択する方法があります。どちらの方法でラジオボタンを選択するかは,XMAP3実行環境の表示・印刷環境ファイルで設定します。詳細は,マニュアル「XMAP3 実行ガイド」を参照してください。

ラジオボタンボックスには,ボタンラベルをドローで定義する「固定ラジオボタン」と,APから指定する「可変ラジオボタン」があります。ラジオボタンは,表示データ量や選択肢の数が少ないときに使用します。また,「YES」か「NO」の選択などの単純な選択をするのに適しています。

なお,ラジオボタンボックスの表示属性については,「12.1 画面定義のリファレンス情報」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) 設定できる項目

ラジオボタンボックスの項目と設定できる値を次の表に示します。

表8‒31 ラジオボタンボックスの項目と設定できる値

項目

動的変更

設定できる値

ボックスの表示属性

ボタンの数※1

−

64個まで

使用目的

−

数字,英語,日本語

背景色(枠付きだけ)

−

白,赤,緑,青,ライトレッド,ライトブルー,黄,グレー,黒,ダークグレー,ライトグレー,ダークグリーン,ライトグリーン,ライトイエロー,ダークブルー,透明

枠付き

−

チェックあり/チェックなし

ラベル

文字色※1

−

白,赤,緑,青,紫,空,黄,黒,ダークレッド,ダークブルー,ダークグリーン,ダークイエロー

文字サイズ

−

大,標準,小

文字の書体

−

標準,明朝,ゴシック

文字の強調

−

標準,太字,斜体,太字&斜体

フォーカス設定(初期フォーカスを本ボックスに設定する)※2

−

チェックあり/チェックなし

ボタンを横に並べる

−

チェックあり/チェックなし

自動送信(選択直後にAPへ制御を渡す)

−

チェックあり/チェックなし

自動スキップ(選択したら次のボックスにフォーカスを移す)

−

チェックあり/チェックなし

選択必須

−

チェックあり/チェックなし

APが受け取る項目

データ名

−

「8.6 APが受け取る項目およびAPが渡す項目」を参照

桁

−

データ長

−

データ型

−

桁寄せ

−

埋字

−

自由な設定

−

APが渡す項目※1

ラベル

データ名

−

「8.6 APが受け取る項目およびAPが渡す項目」を参照

桁

−

データ長

−

データ型

−

桁寄せ

−

埋字

−

通知コード

データ名

−

桁

−

データ長

−

データ型

−

動的変更

−

制御項目データ名

−

自由な設定

−

固定ボタン※3

表示方法

○

標準表示,全体非表示

フォーカス設定(初期フォーカスを本ボタンに設定する)※2

○

チェックあり/チェックなし

選択済みにする

○

チェックあり/チェックなし

不活性(選択できない状態にする)

○

チェックあり/チェックなし

ラベル色

−

白,赤,緑,青,紫,空,黄,黒,ダークレッド,ダークブルー,ダークグリーン,ダークイエロー

ラベル

−

サイズ:64桁以内(半角)

ラジオボタンボックスのプレーン領域に収まる範囲

通知コード

−

任意※3

APが受け取る項目のデータ型,桁に合わせてユーザが任意に指定。使用できる文字の内容はAPに依存します。

(凡例)

○:動的変更できる。

−:動的変更できない,または,該当しない。

注※1

可変だけです。

注※2

フォーカス設定は,可変ではラジオボタンボックス,固定では固定ボタンごとに指定ができます。可変ラジオボタンボックスの場合は,先頭のラジオボタンにフォーカスが位置づきます。

注※3

固定だけです。ボタンごとの指定となります。

(2) 表示形式

[図データ]

注1

ラベルのないボタンも作成できます。

注2

ボタンの並びは,ラジオボタンボックスで「ボタンを横に並べる」を指定したときは左から右へ,指定していないときは上から下へとなります。

(3) 使用目的

使用目的によって,入力データをチェックできます。ただし,ラベル(可変)のデータ型は,使用目的の指定と連動しません。ラベルのデータ型の「文字(XX)」は「日本語」の属性になります。使用目的と入力データの関係については,「12.1.10 使用目的と詳細目的」の表12-8を参照してください。

(4) 入出力時のAPの操作

ラジオボタンには,固定ラジオボタンと可変ラジオボタンがあります。固定ラジオボタンはラベル,およびラベルに対応する通知コードを画面定義時に指定します。可変ラジオボタンはラベル,およびラベルに対応する通知コードをAPで指定します。

ラジオボタンボックスからボタンを選択したあとで画面を送信すると,ボタンに対応する通知コードがAPの入力論理マップに格納されます。

(5) 表示属性の動的変更

ラジオボタンの活性/不活性や表示属性をAP実行時に変更できます。表示属性の動的変更については「8.2.4 表示属性の動的変更」を参照してください。

(6) ラジオボタンボックスの作成手順

ラジオボタンボックスの作成手順を次に示します。

  1. ツールボックスの[ラジオボタン]を選びます。

    ツールボックスの[ラジオボタン]には次の種類があり,ボタンを選ぶたびに種類が切り替わります。

    • 固定ラジオボタン(新規)/(追加)

    • 可変ラジオボタン(新規)/(追加)

    新規にラジオボタンボックスを配置する場合は,「新規」ボタンをクリックします。

    既存のラジオボタンボックスにボタンを追加する場合は,「追加」ボタンをクリックします。

  2. レイアウト領域で,配置するボックスの開始位置をクリックするか,開始位置から終了位置までドラッグします。

    または,追加先のボックスを選びます。

    ボックスが選択状態になり,その中にボタンが複数配置されます。新規のボックスは枠が付いた状態で配置されます。

    ボックスと一緒に配置されるボタンの数は,配置時に指定する領域のサイズに従います。ボタンを追加・削除して数を調整してください。

  3. 固定ラジオボタンの場合,ボタンを選択状態にしてから再度クリックし,ラベルを文字入力できる状態にします。

    [Shift]キーを押したままオブジェクトを選ぶと,ボタンボックスが選択されます。ボタンボックスが選択しにくい配置の場合は,この方法で選んでください。

  4. キーボードから直接文字を入力して,ラベルを書き換えます。

    半角文字と全角文字を混在させて入力できます。指定できる文字数はボタンの幅に従います。文字数が多い場合は,ボタンの幅を調整してから入力してください。固定ラジオボタンの場合,ラベルより短い文字列は左寄せで表示されます。

  5. [Enter]キーを押して,文字を確定します。

    ほかのボタンについても手順3.〜5.を繰り返してください。

配置したボタンの横幅やボックスのサイズは伸縮できます。ボタンの横幅を変更すると,ボックス内のすべてのボタンにその横幅が適用されます。

ボタンボックスのサイズを超えたボタンの移動や拡大はできません。ボタンボックスを拡大してから,操作してください。