3.3.3 マップ名の長さの変更
XMAP3では,マップ名の長さを7文字(7バイト)まで拡張できます。標準値は「6文字(6バイト)」です。ここでは,ドローで作成するマップ名の長さの制限を,7文字に変更できます。変更した場合,6文字で作成したファイルはそのまま残ります。削除するなどして整理してください。
なお,OLTPサーバ構成の場合,指定できるマップ名は6文字までです。7文字のマップ名は指定できません。
標準値を変更する場合は,[ドローセットアップ]ダイアログの「マップ名の長さ」で「7文字」のラジオボタンをオンにし,[OK]ボタンをクリックして変更してください。
マップ名の長さの変更は,生成される論理マップのデータ名などにも影響するので注意が必要です。詳細については,「4.2.1 マップの種類」を参照してください。
マップ名の長さを変更するときの注意について説明します。
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マップ名を6文字から7文字にするときの注意
マップ名の長さを6バイトから7バイトに拡張すると,ユーザが任意に決められる各オブジェクトに対応したデータ名(オブジェクトに対応するデータ項目のデータ名)の長さが1けた少なくなります。これは,AP作成に使用する言語の制限があるためです。したがって,データ項目名が長いと,名称の最後が1文字分削除されるので,データ項目名が重複する可能性があります。マップ名の長さを6バイトから7バイトに拡張した場合には,データ名についての見直しが必要になるので,注意してください。データ名に全角文字を使用している場合,1文字(2バイト)分が削除されます。
マップ名の長さが6バイトの指定で定義したマップ定義ファイルは,ドローセットアップでマップ名の長さを7バイトに変更したあとに,ドローで「更新」で開くことはできません。
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マップ名を7文字から6文字にするときの注意
マップ名を7バイトの指定で作成したマップ定義ファイルは,ドローセットアップでマップ名を6バイトに変更したあとで,ドローを「更新」で開くことはできません。