13.1.6 出力グラフィックやFAX宛先などの指定
XMAP3のC/S実行環境では,出力グラフィックやFAX宛先などはローカルコンピュータに格納されているファイルを参照していましたが,Web環境では,データファイルパス※で指定した格納先のファイルを参照します。
ただし,出力グラフィックは,通常のファイル指定のほかにHTTPプロトコル(「http:// 〜」から始まるURL)またはHTTPSプロトコル(「https:// 〜」から始まるURL)を使ったファイル指定と,ローカルコンピュータ上のファイルを示す絶対パスを使ったファイル指定によるファイル参照もできます。
URLを使って出力グラフィックなどのデータファイルを参照する場合,HTTPプロトコル(http://)またはHTTPSプロトコル(https://)以外は指定できません。
出力グラフィックやFAX宛先など,データファイルのダウンロードが失敗した場合,出力グラフィック,FAX宛先のデータ,およびポップアップメニューファイルは次のような状態になります。
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出力グラフィックの場合,画面領域の中央にグラフィックが表示されます。詳細については,「13.2.2 画像データダウンロード状態の確認」を参照してください。
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FAX宛先の場合は次のようになります。
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最初のFAX宛先処理でダウンロードが失敗した場合,FAXC/SPOOLから宛先指定ダイアログが表示され,宛先の入力を促されます。
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2回目以降のFAX宛先処理でダウンロードが失敗した場合,直前に使用したFAX宛先が適用されます。
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ポップアップメニューファイルの場合,空白のメニューが表示されます。
- 注※
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サーバ上に格納した,グラフィックファイル,FAX宛先ファイル,ポップアップメニューファイルなどの格納場所を示すURLです。HTTP(HTTPS)プロトコルで解釈できるURLによって表されます。