画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


13.1.4 表示・印刷セットアップで無効となる画面属性

Web環境で利用する画面・帳票を開発する場合,Webブラウザ上で表示する際の外観がXMAP3と異なります。そのため,表示・印刷セットアップの[デザイン1]タブおよび[デザイン2]タブの設定項目のうち,定義した画面に反映されない設定があります。帳票属性には影響しないため,特に意識する必要はありません。

表示・印刷セットアップは,XMAP3実行環境がインストールしてある場合に使用できます。詳細は,マニュアル「XMAP3 実行ガイド」を参照してください。

表示・印刷セットアップ([デザイン1]タブ)で設定できる機能の有効範囲を次の表に示します。

表13‒2 表示・印刷セットアップ([デザイン1]タブ)で設定できる機能の有効範囲

設定項目

有効範囲

コントロールボックス

無効※1

タイトルバー

最小化ボタン

閉じるボタン

最大化ボタン

オペレータインジケータ

有効(コントロール内部に表示)

オブジェクトの外観(3D表示,2D表示)

有効

一次ウィンドウの位置

無効※2

その他のウィンドウ表示オプション

全画面表示する

無効(Webブラウザの設定を使用)

画面より大きい場合スクロールバーを付ける※3

無効

エラーダイアログを表示する

有効

二次ウィンドウの操作

有効

エラーダイアログの操作

入力テキストへのアンダードット表示

プッシュボタンのフォーカス枠

注※1

Webブラウザの表示設定に従います。詳細については,「13.1.2(1) 画面デザイン」を参照してください。

注※2

画面の表示先となるWebブラウザのウィンドウ表示位置は制御できません。詳細については,「13.1.2(2) 一次ウィンドウと二次ウィンドウ」を参照してください。

注※3

画面がWebブラウザのウィンドウに収まらない場合,Webブラウザの機能によって自動的にスクロールバーが付けられます。

表示・印刷セットアップ([デザイン2]タブ)で設定できる機能の有効範囲を次の表に示します。

表13‒3 表示・印刷セットアップ([デザイン2]タブ)で設定できる機能の有効範囲

設定項目

有効範囲

ウィンドウアイコン

無効

注※

XMAP3のウィンドウアイコンの指定は無視されます。詳細については,「13.1.2(1) 画面デザイン」を参照してください。