画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド


4.4.2 オブジェクト配置位置の基準

ドローでオブジェクトを配置する位置は,オブジェクトの属性定義によって異なります。

〈この項の構成〉

(1) ます目とオブジェクト

ます目に対してオブジェクトがどのように配置されるかを次の表に示します。

表4‒3 ます目とオブジェクトの関係

オブジェクト

ます目との関係

表示される状態

セパレータ,けい線系

  • 横けい線の場合,ます目の上,中央,下に配置される。

  • 縦けい線の場合,ます目の左,中央,右に配置される。

[図データ]

テキスト系

半角文字は,ます目に対して横1ます,縦2ます。全角は横2ます,縦2ます。倍角は全角の2倍になる。文字はこの領域の中央に表示される。

[図データ]

枠付きのオブジェクト

ボックス枠があるオブジェクトの配置は,オブジェクトの「枠高」での指定に依存する。

  • 「2.5」や「3」のときは,ボックス枠の横線はます目の外側に,縦線はます目の中央に位置づけられる。

  • 「2」のときは,ボックス枠の横線はます目の内側に,縦線はます目の中央に位置づけられる。

スクロールバーが付く場合は,ボックス枠の外側にバー用のボックスが付く。バー用のボックスの大きさは横1ます,縦2ます。

[図データ]

(2) オブジェクト同士の位置関係

オブジェクト同士を並べて配置,または隣接して配置するときの規則を示します。ただし,セパレータ以外のオブジェクト同士を重ねて配置できません。

横/縦

オブジェクト

配置位置

表示状態

枠付きボックス同士

同じますに配置する。

[図データ]

枠付きボックスとセパレータ

同じますに配置する。

[図データ]

枠付きボックスと文字列

次のますに配置する。

[図データ]

枠付きボックス同士

  • 「枠高」が「2ます」の枠付きボックス同士

  • 「枠高」が「2.5ます」または「3ます」の枠付きボックス同士

1ます空けて配置する。

  • 直後のますに配置する。

  • 1ます空ける。

[図データ]

枠付きボックスとセパレータ

  • 縦セパレータは枠付きボックスの配置されているますの直前,直後のますに配置する。

  • 横セパレータは枠付きボックスの配置されているますから1ます空けて配置する。

[図データ]

枠付きボックスと文字列

直後のますに配置する。

[図データ]

文字列同士

直後のますに配置する。

[図データ]