画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発ガイド
グラフィックは,画面上に決められた固定グラフィックや,APが指定した可変グラフィックを表示するときに使用します。XMAP3の表示領域は行列単位でサイズを指定するのに対し,グラフィックはドット単位でサイズを変更する上,ディスプレイの画像解像度によって行列当たりのドット数が異なるため,表示の際に何を優先するかで使い分けてください。
グラフィックファイルについては「2.2.1 グラフィックデータの準備」を参照してください。また,XMAP3が標準提供しているクリップアートを利用することもできます。
グラフィックの項目と設定できる値を次の表に示します。
表8-38 グラフィックの項目と設定できる値
| 項目 | 動的変更 | 設定できる値 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 固定グラフィック | 出力グラフィック | 固定グラフィック | 出力グラフィック | ||
| ボックスサイズに合わせて表示する | − | − | チェックあり/チェックなし | チェックあり/チェックなし | |
| スクロールバーを付ける | − | − | − | チェックあり/チェックなし | |
| 枠付き(ボックスに枠を付ける) | − | − | チェックあり/チェックなし | チェックあり/チェックなし | |
| グラフィックデータの渡し方 | − | − | − | ファイル名指定,フルパス64 フルパス128,フルパス259 |
|
| データ名 | − | − | − | データ項目のデータ名を次の規則に従って指定します。
|
|
| APが渡す項目 | グラフィックデータの渡し方 | − | − | − | 「8.6 APが受け取る項目およびAPが渡す項目」を参照 |
| データ名 | − | − | |||
| 桁 | − | − | |||
| データ長 | − | − | |||
画面定義時に,表示するグラフィックを設定する場合に使用します。固定グラフィックを使用する場合は,あらかじめWindows形式の固定グラフィックファイルを用意してください。
実行時に,APが表示するグラフィックを決定する場合に使用します。グラフィックデータを画面に表示する命令はAPで行います。ドローで,グラフィックを表示する領域とグラフィックデータの渡し方を定義します。実行時は,APからグラフィック表示の命令をされると,XMAP3は「グラフィックデータの渡し方」に定義したファイル名,または取り込み元がクリップボードである指示を基にしてグラフィックデータを取り込み,画面上に表示します。
グラフィックデータ出力の仕組みを次の図に示します。
図8-14 グラフィックデータの出力
グラフィックサイズをオブジェクトのボックスサイズに合わせたい場合にチェックします。異なる解像度のディスプレイ上で,グラフィックサイズを同じに表示したい場合などに使用します。ボックスサイズは,ドローでオブジェクトをドラッグして変更します。「ボックスサイズに合わせて表示する」をチェックすると,ボックスサイズの拡大・縮小に合わせて,グラフィックも拡大・縮小するので,実際のグラフィックファイルに比べて表示が不鮮明になることがあります。鮮明なグラフィックを表示するために,次のことをお勧めします。
また,実際のグラフィックファイルと同じ大きさで表示したい場合は,チェックしません。この場合,ボックスサイズが実際のグラフィックファイルよりも小さいと,ボックスからはみ出た部分はカットされます。大きいサイズのグラフィックを鮮明に表示するためには,640×480ドットの画面解像度のディスプレイをベースに領域サイズを決めることをお勧めします。
グラフィックオブジェクトのボックスに枠を付ける場合はチェックします。
グラフィックデータがボックスのサイズを超えるとき,超えた部分を表示するためのスクロールバーを付けます。
データ項目のデータ名を次の規則に従って指定します。
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