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XMAP3 Version 5 画面・帳票サポートシステム XMAP3 概説


3.4.2 XMAP3 Server Runtime,XMAP3 Client Runtimeの機能

XMAP3 Server RuntimeおよびXMAP3 Client Runtimeで使用できる機能の説明です。

ここでは,Windows版XMAP3実行環境(XMAP3 Server Runtime,XMAP3 Client Runtime)のGUI画面を使ったセットアップ機能について説明します。UNIX版XMAP3実行環境(XMAP3 Server Runtime)では,ここで説明するセットアップ機能ではなく,環境設定ファイルを編集して設定します。

〈この項の構成〉

(1) 表示・印刷セットアップ(Windows版XMAP3 Server Runtime,XMAP3 Client Runtime)

XMAP3が表示・印刷する画面・帳票の環境を必要に応じて設定するための機能です。画面の外観や操作キーの割り当て,プリンタの印刷モードなどの各種設定があります。

例えば,次に示すキー操作を設定できます。

これによって,使用環境に適合したキー操作を設定できます。

表示・印刷セットアップの画面を次に示します。

[図データ]

(2) C/Sセットアップ(Windows版XMAP3 Server Runtime)

XMAP3のC/S構成でのTCP/IPのホスト名,仮想端末名,表示・印刷サービス名の関連づけ,実行するAPに関する環境設定をする機能です。

C/Sセットアップの画面を次に示します。

[図データ]

(3) 印刷拡張セットアップ(Windows版XMAP3 Server Runtime)

XMAP3の帳票印刷の追加オプションとして,プリンタ給紙トレイの設定,出力帳票のフォントおよび外字フォントファイルを設定できるようにする機能です。

参考

XMAP3 Client 印刷拡張機能をインストールすると,XMAP3 Client Runtimeでも印刷拡張セットアップを使用できます。

印刷拡張セットアップの画面を次に示します。

[図データ]

(4) 環境ファイル操作(実行環境)(Windows版XMAP3 Server Runtime,XMAP3 Client Runtime)

XMAP3の実行環境に関する設定情報を,バックアップおよびリストアするための機能です。実行環境のセットアップ(表示・印刷セットアップ)の設定情報,ロギング支援の環境情報,ハードコピーの環境情報をバックアップおよびリストアできます。

環境ファイル操作(実行環境)の画面を次に示します。

[図データ]

(5) 画面ハードコピー

AP実行でCUI画面またはGUI画面を表示した場合,その画面を印刷する機能です。表示した画面が正しく表示されるかの確認やトラブル発生時のデバッグ用に利用できます。

(6) ロギング支援

AP実行時に処理したマップの処理状況や,エラーが発生した場合に,エラー個所やリターンコードなどのログ情報を採取する機能です。トラブル発生時の原因調査や対処に利用できます。