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付録B.2 システム環境定義コマンド(BIBSetSystemenvコマンド)の文法

環境を定義するには,システム環境定義コマンド(BIBSetSystemenvコマンド)を実行します。

ここでは,BIBSetSystemenvコマンドについて説明します。

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 形式
(3) オプション
(4) 戻り値
(5) 注意事項

(1) 機能

次の項目のうちどれかは必ず指定してください。

パスワードを設定した運用の場合は,必要に応じて次の項目も指定してください。

(2) 形式

BIBSetSystemenv
              [-v]
              [-s Dominoサーバ公開アドレス帳を参照するためのDominoサーバ名]
              [-u Dominoサーバにアクセスするためのユーザ情報(UID)ファイル]
              [-p ユーザ情報(UID)ファイルのパスワード]
              [-c Notesクライアントインストールパス]

(3) オプション

-v
現在の設定状況を表示します。ほかのオプションと同時に指定した場合,ほかのオプションは無視されます。

-s
Dominoサーバの公開アドレス帳を参照するために使用するDominoサーバ名を指定します。

-u
Dominoサーバにアクセスするためのユーザ情報(UID)ファイルの認証用パスを,フルパス形式で指定します。

-p
ユーザ情報(UID)のパスワードを指定します。

-c
Dominoサーバへのアクセスに使用するNotesクライアントのインストールパスを指定します。
例えば,Notesクライアントが「C:\lotus\Notes」にインストールされている場合の指定例は次のようになります。
-c  C:\lotus\Notes

(4) 戻り値

戻り値を次に示します。

戻り値 意味
-1 異常終了
0 正常終了
2 引数不正
3 メモリ不足
4 I/Oエラー
5 パーミッションエラー
6 多重実行

(5) 注意事項