ここでは,テキストデータベースのバックアップを取得する方法,およびバックアップを取得する際の注意事項について説明します。
障害が発生した場合などに備えて,定期的にテキストデータベースのバックアップを取得することをお勧めします。
テキストデータベースのバックアップを取得するためには,次に示すディレクトリを任意のバックアップ格納先にコピーしてください。
- インストール先ディレクトリ
- テキストデータベース作成先ディレクトリ
テキストデータベース作成先ディレクトリは,データベースユティリティで確認できます。
- 収集環境のディレクトリ
Bibliotheca21のすべての収集環境が対象になります。
なお,デフォルトの収集環境作成先ディレクトリを使用している場合,インストール先ディレクトリの下位に収集環境のディレクトリが作成されているため,収集環境のディレクトリのバックアップは不要です。
- 注意
- Bibliotheca21が文書の収集を実行中の場合,収集が完了してからバックアップを取得してください。
- バックアップを取得する前に「Bibliotheca21」サービスを停止してください。また,バックアップを取得したあと「Bibliotheca21」サービスを再起動してください。
- アクセス権情報ファイルのバックアップを取得する場合は,エクスプローラ上で操作しないでください。エクスプローラ上で操作した場合,ファイルに付与されているアクセス権限がコピー先のディレクトリのアクセス権限で上書きされるため,アクセス権限の情報が失われます。
バックアップは,WindowsのXCOPYコマンドにオプション「/O」を付与して実行するなど,アクセス権限の内容がすべてコピーできる方法で行ってください。
アクセス権情報ファイルの詳細については「4.4 アクセス権を考慮した検索の環境設定」を参照してください。
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