Bibliotheca21 Version 2 Standard
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収集環境定義ウィザードで収集環境の作成,および文書の収集を実行する操作手順を次に示します。
- AdministratorsグループのユーザでWindowsにログインします。
- 「スタート」メニューから「プログラム」−「Bibliotheca21 Standard」−「環境定義」を選択します。
「Bibliotheca21 環境定義」画面が表示されます。
- [作成]ボタンをクリックします。
「収集環境の作成」画面が表示されます。
- 「Bibliotheca21 環境定義」画面に戻る場合は[キャンセル]ボタンをクリックしてください。
図5-2 「収集環境の作成」画面
![[図データ]](FIGURE/ZU040120.GIF)
- 「名前」,「日本語名」,「収集先種別」および「収集環境作成先ディレクトリ」を入力します。
- 名前
- 収集環境の名前は,ほかの収集先と区別するためのIDに相当します。32バイト以内の文字列で指定してください。使用できる文字は,英数字および「 _ 」(アンダーバー)です。なお,英字の大文字,小文字は区別されます。したがって,「abc」と「ABC」のように大文字,小文字の違いだけの名前でも異なる収集環境として扱われます。
- ここで指定した名前は,「Bibliotheca21 環境定義」画面の「名前」に表示されます。また,収集環境のディレクトリ名として使用されます。例えば,「bib21」と名前を指定すると,収集環境は「収集環境作成先ディレクトリ\bib21」に作成されます。
- 日本語名
- 「名前」に対応するわかりやすい日本語名を,128バイト以内の文字列で指定してください。使用できる文字は,ひらがな,全角かたかな,英数字および「 _ 」(アンダーバー)です。
- ここで指定した日本語名は,「Bibliotheca21 環境定義」画面の「日本語名」に表示されます。また,収集名検索の収集名として使用されます。例えば,「plandpt_shsv020」という名前に対して,「企画部共用サーバ020」という日本語名を指定すると,収集先の範囲がわかりやすくなります。
- 収集先種別
- プルダウンメニューから「WWW」,「NTFS」,「Notes」または「RDB」のどれかを選択します。
- WWW:WWWサーバに格納されている文書を収集します。
- NTFS:NTFSで管理されたドライブに格納されている文書を収集します。
- Notes:Dominoサーバで管理された文書を収集します。
- RDB:RDBサーバで管理された文書を収集します。
- 収集先種別「Notes」は,システム環境定義コマンドでの環境設定が完了すると表示されます。Notesの環境設定については「4.5 Dominoサーバから文書を収集する設定」を参照してください。環境設定が完了したあとも表示されない場合は,「Bibliotheca21 環境定義」を再起動してください。
- 収集環境作成先ディレクトリ
- 収集環境作成先ディレクトリのフルパス名を,111バイト以内で指定してください。ここで指定したディレクトリの下位に,収集環境のディレクトリが作成されます。
- 収集環境には,Bibliotheca21から収集環境別に出力されるメッセージを格納するファイルなどが格納されます。
- デフォルトで「Bibliotheca21のインストールディレクトリ\Collector\collectors」が設定されています。指定を省略した場合,デフォルトの値が設定されます。なお,Windowsのファイルシステムでは,英字の大文字,小文字は区別されません。したがって,大文字,小文字の違いだけの名前の収集環境がある場合,デフォルトの値を使用せずに,任意のディレクトリ名を指定してください。
図5-3 「収集環境の作成」画面(入力終了後)
![[図データ]](FIGURE/ZU040130.GIF)
- 入力が終了したら,[OK]ボタンをクリックします。
指定した収集環境作成先ディレクトリに収集環境が作成され,「定義ウィザード(1/2)収集環境の詳細設定」画面が表示されます。
- 「収集先」および「詳細情報」を入力できます。
- 「名前」,「日本語名」,「収集先種別」には,「Bibliotheca21 環境定義」画面で入力した情報が表示されています。
- IDは,収集環境作成時にBibliotheca21が自動で付与します。
- 「収集環境の作成」画面に戻る場合は,[戻る]ボタンをクリックしてください。
- 注意
- 収集環境を作成したあとに,収集環境の作成時に指定した「収集環境名」,「日本語名」,「収集先種別」,「収集環境作成先ディレクトリ」の変更はできません。指定した項目を変更したい場合は,収集環境を削除してから再作成してください。
「定義ウィザード(1/2)収集環境の詳細設定」画面については,次を参照してください。
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