Bibliotheca21 Version 2 Standard
この節では,ASP.NET版検索テンプレートのカスタマイズ機能について説明します。カスタマイズ機能の一覧を次の表に示します。
表2-1 ASP.NET版検索テンプレートのカスタマイズ機能
項番 | 機能名 | 説明 |
---|---|---|
1 | 接続先サーバの設定 | 接続先のサーバを指定する機能です。デフォルトは「localhost」です。 |
2 | 検索リンクの別ウィンドウ表示 | 検索結果のリンク先を,別ウィンドウに表示する機能です。デフォルトでは,「検索結果一覧」画面と同じウィンドウに表示します。 |
3 | アクセス権付き検索 | 「検索を実行するユーザが参照権限を持つ文書」を条件に検索結果を絞り込み,参照権限を持つ文書だけを表示する機能です。アクセス権を考慮した検索の場合に指定します。 デフォルトではこの機能は使用しません。 |
4 | 検索結果一覧画面の1ページ分表示件数 | 「検索結果一覧」画面の1ページ分表示件数を,10から50の範囲で指定できる機能です。デフォルトの表示件数は10件です。指定できる範囲以外の値を指定した場合,デフォルトの件数で表示されます。 |
5 | テキスト表示の1ページ分サイズ指定 | 文書のテキスト表示を実行する際に,1ページに表示するテキストサイズを指定する機能です。指定できるサイズは2KB〜1,024KBの範囲です。デフォルトの表示サイズは2KBです。 指定しない場合,または指定できる範囲以外の値を指定したときは,デフォルトのサイズで表示されます。 |
6 | 検索結果一覧画面のソート種別ドロップダウンリスト表示 | 「検索結果一覧」画面に,ソート種別ドロップダウンリストを表示する機能です。ソート種別は「スコア順」,「新しい順」,「古い順」の三種類です。 ドロップダウンリストからソート種別を指定すると,指定したソート種別で検索結果を並べ替えて表示します。何も指定しない場合は「スコア順」で表示されます。 この機能を使用する設定にすると「詳細検索」画面にオプション欄が表示され,「検索結果一覧」画面に表示するソート種別を指定した検索ができます。 デフォルトではこの機能は使用しません。 この機能を使用しない場合,指定を省略した場合,または無効な値を指定した場合はドロップダウンリストは表示されず,検索結果はスコア順の表示となります。 |
7 | 検索条件・参照文書のログファイル出力先フォルダパス指定 | 検索条件・参照文書のログファイルを出力するフォルダパスを指定する機能です。ログファイルには検索条件,および参照した文書の記録が,24時間ごとにyyyymmdd.logの形式で出力されます。 デフォルトではこの機能は使用しません。フォルダパスの指定をしない場合,ログファイルは出力されません。 |
8 | 検索条件・参照文書のログファイル保存日数指定 | 検索条件・参照文書のログファイルの保存期間を指定します。検索条件・参照文書のログファイル出力先フォルダパスを指定しない場合,指定した値は無効となります。 デフォルトではこの機能は使用しません。 |
9 | 検索結果一覧画面の追加情報表示 | ユーザが指定したファイルの内容を,追加情報として「検索結果一覧」画面に表示する機能です。追加情報ファイルはHTML形式でユーザが自由に記述できます。 デフォルトではこの機能は使用しません。 |
10 | 検索結果一覧画面のログ解析結果情報ファイル表示 | Bibliotheca21が出力する検索条件・参照文書のログを利用して,「検索結果一覧」画面に「よく利用されるキーワード」,「よく参照される文書」などをランキング形式で表示する機能です。この機能を使用する場合,ログの解析結果情報ファイルをcsv形式で作成する必要があります。 デフォルトではこの機能は使用しません。 |
11 | 検索結果一覧画面のログ解析結果情報ファイルの表示文字サイズ指定 | 検索結果一覧画面のログ解析結果情報ファイルの文字の表示サイズを,「normal」,「small」から指定する機能です。 デフォルトの表示サイズは「normal」です。 |
12 | 被リンク数による順位付け機能 | 多くのサイトからリンクされている文書を検索条件に対する適応度が高い文書と判断して,検索結果の上位に表示する機能です。この機能は,文書の収集先種別が「WWW」の場合に使用できます。 デフォルトでは,検索条件が文書に含まれる割合で適応度の高さを判断して,検索結果を表示します。 |
13 | テキスト表示の表示方式指定 | 「検索結果一覧」画面に表示される[テキスト表示]リンクをクリックしたとき表示される「テキスト表示」画面の表示方式を指定する機能です。 この機能は,文書の収集先種別が「RDB」の場合に使用できます。 RDBサーバで管理された文書は「テキスト表示」画面に文書の属性と本文テキストを表形式で表示します。この機能を使用すると,表形式での表示方法を指定できます。 デフォルトでは,文書の属性と本文テキストは分離して表示されます。 |
14 | テキスト表示の1ページ分サイズ指定(RDB) | 文書のテキスト表示を実行する際に,1ページに表示するテキストサイズを指定する機能です。 この機能は,文書の収集先種別が「RDB」の場合に使用できます。 指定できるサイズは2KB〜1,024KBの範囲です。デフォルトの表示サイズは2KBです。 指定しない場合,または指定できる範囲以外の値を指定したときは,デフォルトのサイズで表示されます。 |
ASP.NET版検索テンプレートをカスタマイズするには,コンフィグレーションファイルにパラメタを定義します。カスタマイズの詳細については,「5.7 ASP.NET版検索テンプレートのカスタマイズ」を参照してください。
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