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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能(UAP開発編)


2.6.2 レコードの格納

DMLによる子レコードの格納方法について説明します。子レコードを格納する際の処理の流れを次の図に示します。

図2‒7 子レコードを格納する際の処理の流れ

[図データ]

[説明]

  1. 親レコードへの位置づけ

    格納対象の子レコード実現値の親レコード実現値に,位置指示子を位置づけます。

    FIND FIRST 親レコード名
         WHERE キーの条件

    「親レコードへの位置づけ」は,「2.11.2 コーディング例」に記載されているCOBOLソースプログラムの例の,行番号160〜162の処理が該当します。

  2. 子レコードの格納

    埋込み変数Aに子レコード実現値を格納します。そのあとに,STORE文を実行して,埋込み変数Aの値を子レコードに格納します。

    STORE 子レコード名 FROM :埋込み変数A

    「子レコードの格納」の処理は,「2.11.2 コーディング例」に記載されているCOBOLソースプログラムの例の,行番号219〜221の処理が該当します。

FIND文およびSTORE文の記述形式および規則については,マニュアル「HiRDB 構造型データベース機能」の「操作系DML」を参照してください。