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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


13.10.5 4V FMBのSDBデータベースのアンロード(アンロードデータファイルをUAPの入力情報として使用する場合)

例題

横分割されているSDBデータベースをアンロードします。作成したアンロードデータファイルはUAPの入力情報として使用します。

〈この項の構成〉

(1) 構成および条件

SDBデータベースの構成

[図データ]

SDBデータベースの構造

[図データ]

条件
  • SDBデータベース種別は4V FMBです。

  • インデクスFMB4_IDX01が定義されています。

  • アンロードの対象は,RDAREA043に格納されているレコードです。

  • USERポインタフラグもアンロード対象にします。

(2) アンロードの実行例

pdsdbrogコマンドの実行例

 pdsdbrog /usr/control_rog_file

pdsdbrog制御文(/usr/control_rog_file)の例

 environment
   schema   = FMB4               ...1
   exectime = 0                  ...2
   recnomsg = 1                  ...3
 unload
   record   = FMB4_RCA           ...4
   server   = BES2               ...5
   area     = RDAREA043          ...6
   unldfile = /usr/unld_data     ...7
   unldinf  = /usr/unld_result   ...8
   prefix   = 94                 ...9
   unldkind = lod_4v             ...10
 dbinf
   userpflg = (77)               ...11
[説明]
  1. SDBデータベース名を指定します。

  2. コマンドの実行時間の上限を指定します。0を指定した場合,上限は設定されません。

  3. アンロードが1万件完了するごとに経過メッセージを出力します。

  4. ルートレコードのレコード型名を指定します。

  5. アンロード対象のRDエリアがあるバックエンドサーバを指定します。

  6. アンロード対象のRDエリアを指定します。

  7. アンロードデータファイル名を指定します。

  8. 実行結果ファイル名を指定します。

  9. プリフィクス部の長さを指定します。必ず94を指定してください。

  10. 作成したアンロードデータファイルをUAPの入力情報として使用するため,lod_4vを指定します。

  11. USERポインタフラグの格納位置を指定します。必ず77を指定してください。