12.3.6 oreload文【4V FMB】
oreload文には,追い付き反映キー対応表の中間ファイルの格納ディレクトリ名を指定します。oreload文は,更新可能なオンライン再編成を実行する場合に指定してください。
4V AFMまたはSD FMBのSDBデータベースの場合,oreload文は指定できません。
- 《規則》
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environment文のpurgeオペランドにnoを指定するか,または省略した場合,oreload文は指定できません。
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oreload文は,index文と同時に指定できません。
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指定形式
oreload 〔midfile=追い付き反映キー対応表の中間ファイル名〕
- ●midfile=追い付き反映キー対応表の中間ファイル名
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〜<パス名>((1〜1,023バイト))
追い付き反映キー対応表の中間ファイルを格納するファイル名を,絶対パス名で指定します。このオペランドを省略した場合,次の名称の中間ファイルが作成されます。
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SDBLOD-ORE-ファイル作成時間-プロセスID
このオペランドを省略した場合,次に示すどれかのディレクトリ下に中間ファイルが作成されます(優先順位は1の指定がいちばん上位です)。
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システム定義のpd_tmp_directoryオペランドに指定したディレクトリ
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環境変数TMPDIRに指定したディレクトリ
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/tmpディレクトリ
中間ファイルの容量見積もりについては,「3.6.1(1) HiRDB/SDデータベース作成ユティリティ(pdsdblod)実行時のファイルの容量」を参照してください。
- 参考
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中間ファイルの入出力時に使用されるバッファ長は,システム定義のpd_utl_file_buff_sizeオペランドの値が適用されます。
《注意事項》
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このオペランドに指定するディレクトリは事前に作成しておいてください。また,作成したディレクトリの実行権限,読み込み権限,および書き込み権限をHiRDB管理者に対して付与してください。ディレクトリがない場合,または権限がない場合は,pdsdblodコマンドがエラーになります。
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データロードの対象RDエリアがオンライン再編成閉塞でない場合にoreload文を指定すると,pdsdblodコマンドがエラーになります。
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追い付き反映キー対応表の登録処理が正常終了した場合,中間ファイルは自動的に削除されます。登録処理がエラーとなった場合,中間ファイルは削除されないため,必要に応じて削除してください。作成された中間ファイルの名称は,KFPB63041-Iメッセージで確認できます。
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