10.1.3 OSやほかのプログラムが提供しているコマンド名とHiRDB/SDのコマンド名が同じ場合
OSやほかのプログラムが提供しているコマンド名と,HiRDB/SDのコマンド名(運用コマンド名またはユティリティ名)が同じ場合,HiRDB/SDのコマンドが実行できないことがあります。このような場合,次に示すどちらかの方法で対処してください。
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環境変数の設定をHiRDB/SDのコマンド優先にする
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絶対パスを指定してHiRDB/SDのコマンドを実行する
上記の2つの対処が実施できない場合,HiRDB/SDのコマンド名を変更する(別名で実行する)シェルスクリプトを作成してください。次に示すシェルスクリプトを作成すると,HiRDB/SDのコマンド名を変更できます。オプションもすべて同様に指定できます。
Bourneシェルの場合
#!/bin/sh -f #set HiRDB/SD command here HiRDBSD_COMMAND=XX....XX ←ここに変更したいHiRDB/SDのコマンド名を記述します。 ${PDDIR}/bin/${HiRDBSD_COMMAND} $* exit $?
Cシェルの場合
#!/bin/csh -f #set HiRDB/SD command here set HiRDBSD_COMMAND=XX....XX ←ここに変更したいHiRDB/SDのコマンド名を記述します。 ${PDDIR}/bin/${HiRDBSD_COMMAND} $argv exit $status
- [説明]
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作成したシェルスクリプトのファイル名は,HiRDB/SDのコマンド名とは異なる名称にしてください。ファイル名が変更したコマンド名になります。
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HiRDB運用ディレクトリ下のbinまたはlibの2つのディレクトリは,アンインストール時にディレクトリごと削除されるおそれがあるため,この2つのディレクトリ下にシェルスクリプトファイルを作成しないでください。
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シェルスクリプトファイルを格納したディレクトリを環境変数PATHまたはpathに設定してください。
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