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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


8.7 障害発生時の対処方法

障害発生時の対処方法については,マニュアル「HiRDB ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」の「第2編 全同期方式,全非同期方式,およびハイブリッド方式編」の「障害発生時の運用」を参照してください。

ここでは,メインサイトとリモートサイトのSDBディレクトリ情報ファイルの不一致による障害の対処方法だけを説明します。

この場合,メインサイトからリモートサイトに切り替えて,リモートサイトのHiRDBを開始したときにKFPB31010-Eメッセージが出力されます。このとき,リモートサイトで次の対処をしてください。

手順
  1. pdsdbdefコマンドで,SDBディレクトリ情報ファイルを出力し,リモートサイトの全ユニットに配布します。

  2. pdstopコマンドで,HiRDBを終了します。

  3. pdstartコマンドで,HiRDBを開始します。

  4. 1.で出力したSDBディレクトリ情報に対応するTP1/FSPのUAP共用ライブラリに入れ替えます。

  5. TP1/FSPのeesvstartコマンドで,TP1/FSPを開始します。