7.3.4 レコードを削除した場合(ERASE)
- 〈この項の構成〉
(1) 4V FMBまたはSD FMBのSDBデータベースの親レコードを削除した場合
次のように監査証跡が出力されます。
-
削除のために位置づけたレコード(削除指定レコード)が監査証跡に出力されます。
-
親レコードの削除に伴って削除される配下の子レコード群の監査証跡は出力されません。
-
出力項目の「アクセス件数」には,削除される配下の子レコードの件数が含まれます。
4V FMBまたはSD FMBのSDBデータベースのレコードを削除した場合の監査証跡の出力例を次の図に示します。
(2) 一括オプション('O')を指定して4V FMBのSDBデータベースのレコードを削除した場合【4V FMB】
次のように監査証跡が出力されます。
-
削除のために直前に位置づけたレコードの監査証跡だけが出力されます。
-
直前に位置づけたレコード以外の削除レコード群の監査証跡は出力されません。
-
出力項目の「アクセス件数」には,削除したすべてのレコード件数が設定されます。
一括オプション('O')を指定して,4V FMBのSDBデータベースのレコードを削除した場合の監査証跡の出力例を次の図に示します。