6.6.1　前提条件および注意事項

〈この項の構成〉

(1)　現用系と予備系で一致させること

現用系と予備系で一致させることについては，マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「スタンバイ型系切り替え（サーバモード）の構築」にある「現用系と予備系で一致させること」を参照してください。

環境設定に関する注意事項については，マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「スタンバイ型系切り替え（サーバモード）の構築」にある「環境設定に関する注意事項」を参照してください。

現用系と予備系のHiRDBシステム定義の指定内容を同じにするため，SDBディレクトリ情報ファイルを格納するディレクトリのパスは，現用系と予備系で同じにしてください。
SDBディレクトリ情報ファイルを格納するディレクトリ（pd_structured_directory_pathオペランドに指定するディレクトリ）を共有ディスク上に作成しないでください。
実行系ユニットと待機系ユニットで，同じSDBディレクトリ情報ファイルを使用する必要があります。

待機系ユニットのSDBディレクトリ情報ファイルを変更した場合，待機系ユニットを開始したあとに，待機系ユニットの常用常駐領域に新しいSDBディレクトリ情報が常駐されたかどうかを確認してください。確認方法については，「5.9.2　常用常駐領域のSDBディレクトリ情報の確認方法（待機系ユニットの場合）」を参照してください。
1つのサーバマシンに複数のユニットがある場合（相互系切り替え構成の場合），サーバマシン内の複数のユニットでSDBディレクトリ情報ファイルを共用できます。