5.11.1 SDBデータベースの再編成の概要
レコードの追加や削除を繰り返すと,レコードの配置が乱れてレコードのアクセス効率や格納効率が低下します。このような場合,pdsdbrogコマンドでレコードをいったんアンロードしてアンロードデータファイルを作成します。そのアンロードデータファイルを入力データファイルにしてpdsdblodコマンドでデータロードを行います。データを再格納することによって,レコードの配置が適正化され,レコードのアクセス効率や格納効率が改善されます。この一連の処理をSDBデータベースの再編成といいます。SDBデータベースの再編成の概要を次の図に示します。
なお,pdsdblodコマンドによるデータロードの際,インデクスも再編成されるため,インデクスの格納効率や,インデクスを使用した検索性能も改善されます。
- SDBデータベースの再編成の実行契機
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データの格納効率が悪くなると,次に示すメッセージが出力されます。これらのメッセージが出力された場合が,SDBデータベースの再編成の実行契機になります。
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KFPA12300-I
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KFPH00211-I
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KFPH00212-I
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