Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


4.9.1 SDB用UAP環境定義ファイルの作成

SDB用UAP環境定義ファイルの作成単位の検討と,作成方法について説明します。

〈この項の構成〉

(1) SDB用UAP環境定義ファイルの作成単位の検討

1つのUAPグループに対して,SDB用UAP環境定義ファイルを1つ作成します。OpenTP1環境下の場合,サービスグループがUAPグループに該当します。SDB用UAP環境定義ファイルとUAPの関係を次の図に示します。

図4‒8 SDB用UAP環境定義ファイルとUAPの関係

[図データ]

[説明]

SDB用UAP環境定義ファイルは,クライアント環境定義を介してUAPグループと1対1で対応します。

例えば,UAPグループAのUAPは,SDB用UAP環境定義ファイル(uapenv01)を使用してSDBデータベースにアクセスします。

なお,UAPグループ内で,SDB用UAP環境定義のオペランドの指定値を変えたい場合は,UAPグループを分割してください。

(2) SDB用UAP環境定義ファイルの作成方法

SDB用UAP環境定義ファイルをOSのテキストエディタで作成してください。SDB用UAP環境定義の指定内容については,「9.3 SDB用UAP環境定義【SD FMB】」を参照してください。

SDB用UAP環境定義ファイルのファイル名は,先頭がアルファベットの英数字の文字列にしてください。また,ファイル名は最大8文字としてください。