Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


4.4 環境設定

ここでは,構造型DB機能を使用するHiRDBの環境を設定する方法について説明します。

3.1 HiRDB/SDの設計」で設計した内容に従って,構造型DB機能を使用するHiRDBの環境を設定してください。

環境設定手順

構造型DB機能を使用するHiRDBの環境設定手順を次の図に示します。

図4‒1 コマンドによる構造型DB機能を使用するHiRDBの環境設定手順

[図データ]

以降の説明で設定する内容を次に示します。

設定する内容
  • データベース初期設定ユティリティ(pdinit)でシステム用RDエリア(マスタディレクトリ用RDエリア,データディレクトリ用RDエリアおよびデータディクショナリ用RDエリア)を作成して,HiRDBをまず開始できるようにします。

  • その後,データベース構成変更ユティリティ(pdmod)で,必要なRDエリア(ユーザ用RDエリア)を追加します。

なお,ユーザ用RDエリアは,データベース初期設定ユティリティ(pdinit)でシステム用RDエリアと一緒に作成することもできます。

〈この節の構成〉