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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


3.3.5 グローバルバッファの先読み入力

グローバルバッファの先読み入力とは,指定したルートレコード型または仮想ルートレコード型のレコードおよびその子レコード群のデータや,インデクスのデータをあらかじめグローバルバッファに読み込んでおく機能です。

あらかじめSDBデータベースのデータ(レコードやインデクス)をグローバルバッファに読み込んでおくことで,ディスクからデータを読み込まないで(物理的な入出力を発生させないで),レコードにアクセスできます。入出力が多いと思われるレコードやインデクスがある場合は,グローバルバッファの先読み入力の適用を検討してください。

グローバルバッファの先読み入力には,グローバルバッファ常駐化ユティリティ(pdpgbfon)を使用します。詳細については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」の「グローバルバッファ常駐化ユティリティ(pdpgbfon)」を参照してください。