Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 構造型データベース機能


1.2.2 メインフレーム上の構造型DBやUAPの移行負担を軽減できる

HiRDB/SDが提供する構造型DBは,メインフレーム上で稼働している構造型DBのアーキテクチャを踏襲しています。そのため,基本的にデータベース構造を変更することなく,メインフレームからオープンシステムに移行できます。これによって,移行に掛かる時間やコストを削減できます。

メインフレームのTMS-4V/SPの構造型DBにアクセスするインタフェース(API)については,メインフレームとの仕様差をHiRDB/SDおよび前提製品であるuCosminexus TP1/Financial Service Platformが吸収します。また,メインフレームのXDM/SDの階層型モデルのデータベースにアクセスするインタフェースを踏襲したDMLをHiRDB/SDが提供します。これによって,メインフレーム上で使用していたUAPをオープンシステムに容易に移行できます。