4.3.1 構造名を指定した検索条件のAND/OR論理条件
構造名を指定した検索条件式を構造検索パターンといいます。全文検索条件には,この構造検索パターンのAND/OR論理条件を指定できます。
全文検索条件式の形式を次の図に示します。
- 注意事項
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AND/OR条件,またはNOT条件を指定する場合,次の優先順位に従って演算します(左側の方が優先順位が高い)。
括弧 > NOT > AND > OR
全文検索条件にAND条件とOR条件を同じレベルで記述し,かつOR条件を優先したい場合は,OR条件の範囲を括弧で囲んでください。
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- 指定例
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構造名「文章」の下の「概要」に文字列「NETWORK」を含む。
文章[概要{"NETWORK"}]
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構造名「文章」の下の「概要」に文字列「NETWORK」を含む文書以外。
NOT(文章[概要{"NETWORK"}])
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構造名「文章」の下の「概要」に文字列「COMPUTER」の同義語と「NETWORK」を含む(同義語辞書は「USR01」)。
文章[概要{SYNONYM(USR01,"COMPUTER") AND "NETWORK"}]
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構造名「文章」の下の「概要」に文字列「COMPUTER」の同義語を含み,かつ,構造名「文章」の下の「本文」に文字列「NETWORK」または構造名「文章」の下の「コラム」に文字列「DOCUMENT」を含む(同義語辞書は「USR01」,OR条件を優先)。
文章[概要{SYNONYM(USR01,"COMPUTER")}] AND (文章[本文{"NETWORK"}] OR 文章[コラム{"DOCUMENT"}])
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