4.1.1 抽象データ型関数を使用したXMLデータの操作
XML Extensionの抽象データ型関数とは,XML Extensionが提供する全文検索機能を利用するためのインタフェース関数です。
ここでは,XML Extensionの提供する抽象データ型関数の操作について説明します。
(1) 抽象データ型関数の種類
XML型のデータ(文書)に対するインタフェースとして,次の2種類の抽象データ型関数を提供しています。
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データ出力用の抽象データ型関数
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全文検索用の抽象データ型関数
抽象データ型関数をSQL文中に記述することで,XML型のデータ(文書)にアクセスできます。SQLの記述形式については,マニュアル「HiRDB SQLリファレンス」を参照してください。
(2) XML Extensionが提供する抽象データ型関数の一覧
XML Extensionが提供する抽象データ型関数の一覧を次の表に示します。
用途 |
関数名 |
機能 |
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データ 出力用 |
登録した文書データを出力します。出力する形式には,次の2種類あります。
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全文検索用 |
全文検索条件式に一致する文書データを検索します。全文検索条件式には,次の6種類あります。
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全文検索条件式に一致する文書データを検索します。 |
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contains_with_score関数で検索した文書のスコア値を取得します。検索条件に一致した文書ほどスコア値が高くなります。 |