hderesstateO(データ連動リソースの状態の取得)
機能
コマンドを実行した時点のデータ連動リソースの状態を標準出力に出力します。出力される情報を,次の表に示します。
データ連動リソース |
出力される情報 |
---|---|
メッセージデータ型 |
出力情報はありません。 |
キューテーブル (アドバンストキュー) |
|
データ連動用トリガ |
|
抽出同期管理テーブル |
|
- 注※
-
-dオプションを指定したときだけ出力します。
形式
hderesstateO -u ユーザ名 / パスワード 〔-d〔-s 表示開始時間〕〔-t 表示終了時間〕〔-n 表示データ件数〕〕
オプション
-
-u ユーザ名 / バスワード
データ連動リソース管理ユーザのユーザ名とパスワードを指定します。
-
-d
キューテーブル内に格納されている更新データの詳細を出力します。
-
-s 表示開始時間
-dオプションを指定したときにだけ指定できるオプションです。このオプションで指定した時間以降にキューテーブルに格納された更新データの詳細を出力します。
このオプションは,YYYYMMDDHHMMSSの形式で指定します。
このオプションを省略すると,00010101000000が仮定されます。
-
-t 表示終了時間
-dオプションを指定したときにだけ指定できるオプションです。このオプションで指定した時間以前にキューテーブルに格納された更新データの詳細を出力します。
このオプションは,YYYYMMDDHHMMSSの形式で指定します。
このオプションを省略すると,99991231235959が仮定されます。
-
-n 表示データ件数
-s及び-tオプションで指定した条件を満たす更新データの最大出力件数を指定します。
このオプションを省略すると,-s及び-tオプションで指定した条件を満たすすべての更新データを出力されます。
規則
-
hderesstateOコマンドを実行後,正常終了すると0が返されます。異常終了すると1が返されます。
-
抽出側Datareplicator Extensionでは,hderesstateOコマンドを実行した時点でデータ連動リソースの状態を取得し,標準出力に出力します。このため出力される情報は,実際の抽出側Datareplicator Extensionの状態とは多少ずれが発生することがあります。
出力形式
説明
出力形式の説明と出力条件を次に示します。
番号 |
説明 |
出力条件 |
---|---|---|
1. |
|
条件はありません。 |
2. |
キューテーブル名称 |
1.がexistの場合。 |
3. |
キューテーブル表名称 |
|
4. |
キューテーブルからの取り出し(DEQUEUE)が完了した更新データの保存時間(単位:秒) |
|
5. |
キューテーブル内の未抽出メッセージ数 |
|
6. |
先頭の未抽出メッセージがキューテーブルに格納された時間 |
1.がexistで,かつ5.が0以外の場合。 |
7. |
最終の未抽出メッセージがキューテーブルに格納された時間 |
|
8. |
データ連動用トリガ数 |
条件はありません。 |
9. |
データ連動用トリガの詳細
|
8.が0以外の場合。 |
10. |
|
条件はありません。 |
11. |
抽出同期管理テーブル情報(抽出情報キューファイルの最終WRITE位置) |
10.がexistの場合。 |
12. |
出力メッセージ数 |
-dオプションを指定している場合。 |
13. |
メッセージID |
12.が0以外の場合。 |
14. |
更新順序番号 |
|
15. |
メッセージがキューテーブルに格納された時間,トランザクションID,及びメッセージの状態
|
|
16. |
表ID及び更新種別
|
|
17. |
更新前データ数 |
12.が0以外で,かつ16.の更新種別がUPDM又はDELの場合。 |
18. |
更新データ順序名及び更新データ長
|
17.が0以外の場合。 |
19. |
更新前データ |
17.が0以外で,かつ18.が−1以外の場合。 |
20. |
更新後データ数 |
12.が0以外で,かつ16.の更新種別がINS,UPD,又はUPDMの場合。 |
21. |
更新データ順序名及び更新データ長
|
20.が0以外の場合。 |
22. |
更新後データ |
20.が0以外で,かつ21.が−1以外の場合。 |
- 注
-
キューテーブルに格納されているメッセージ(更新データ)の詳細は,キューテーブルに格納された時間が古い順に出力されます。ただし,同じ時間にキューテーブルに格納されたメッセージの詳細については,出力順序は保証されません。