コマンドの概要
ここでは,Datareplicator Extensionでデータ連動するときに使用するコマンドについて説明します。
この章で説明しているコマンドには,hdestartXのように末尾がX記述されているものがあります。この場合,XにはDBMSごとの識別文字が記述され,その機能はXなしで表されるDatareplicatorのものと同じです。DBMSごとの識別文字を次の表に示します。
DBMS |
識別文字 |
---|---|
Oracle |
O |
SQL Server |
S |
Datareplicator Extensionでデータ連動するときに使うコマンドの一覧を次の表に示します。
この章では,hderesstateXについてだけ,コマンドの詳細を説明します。hderesstateX以外の抽出側Datareplicatorのコマンド,及び反映側Datareplicator Extensionのコマンドについては,マニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator」を参照してください。
- (凡例)
-
○:稼働中のときだけ実行できます。
×:停止中のときだけ実行できます。
△:停止中のときは実行できます。
−:関連しません。
- 注※1
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他DBMSとデータ連動する場合,-iオプション指定は,初期化処理が完了した後に終了します。
- 注※2
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-iオプション指定は,抽出側Datareplicator Extensionの稼働中には実行できません。
- 注※3
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hdestartXコマンドを実行したユーザ名で実行してください。
- 注※4
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稼働中に実行しても,コマンドの実行結果が抽出側Datareplicator Extensionに反映されるのは,抽出側Datareplicator Extensionを停止してから,再開始した時点です(コマンド実行中に稼働している抽出側Datareplicator Extensionには反映されません)。
- 注※5
-
Datareplicator Extension固有のコマンドです。
- 注※6
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hdsstartコマンドを実行したユーザ名で実行してください。