8.3.6 送信データUOCのサンプル
Datareplicatorに格納してあるUOCのサンプルについて説明します。
(1) 格納ディレクトリとファイル名
- ディレクトリ
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UNIX版の場合:/opt/hirdbds/lib/sample/
Windows版の場合:Datareplicatorをインストールしたディレクトリ\sample\
- ファイル名
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hde_uocsample.c
(2) ソースファイルの内容
送信データUOCのサンプルは,次に示す仕様で作成しています。
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在庫表の商品コードと在庫量をチェックして該当するデータを送信します。
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条件式は次のとおりで,該当する場合はHDE_EXT_SENDを戻り値として設定します。
商品コード=10でかつ在庫量が100以上
又は
商品コード=20でかつ在庫量が50以上
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在庫表以外の抽出表のデータは,すべて送信対象とします。
(3) サンプルのライブラリ作成手順
次に,サンプルのライブラリ作成手順をHP-UXの場合の例で示します。
$ cc -c +DD64 +z -I/opt/hirdbds/include hde_uocsample.c $ ld -b -o libhdesuoc.so hde_uocsample.o