Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


8.3.5 送信データUOCを作成するときの注意

送信データUOC実行時には,環境変数SHLIB_PATH(Linux版の場合はLD_LIBRARY_PATH,AIX版の場合はLIBPATH)に共用ライブラリファイル(libhdesuoc.so又はlibhdesuoc.exp)が格納されているディレクトリパスを指定してください。

環境変数SHLIB_PATH(Linux版の場合はLD_LIBRARY_PATH,AIX版の場合はLIBPATH)が指定されていない場合や,環境変数で指定したディレクトリパス下に共用ライブラリファイルが存在しない場合は,送信データUOCを使わない通常の反映処理が実行されます。

〈この項の構成〉

(1) シグナルの制限

(2) ファイルの制限

送信データUOC関数内で操作できるファイルは,ユーザ独自のファイルだけ(UOC関数でオープンしたファイルだけ)です。ファイルの規則を次に示します。

(3) 共用メモリの制限

共用メモリは,Datareplicatorやほかのシステムと同じ共用メモリを使わないでください。

(4) データ型の制限

次のデータ型の列は,送信データUOCでは扱えません。

(5) SQLの実行の制限

送信データUOC関数内,又は送信データUOC関数の延長で,SQLを実行しないでください。このようにSQLを実行すると,Datareplicatorのトランザクション管理が不正になることがあります。

(6) そのほかの制限