hdsrefinfm(更新情報内容の確認)
機能
反映情報ステータスファイルから,各更新情報を抽出して,解析結果出力ファイルに出力するコマンドです。次の目的で使用します。
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反映抑止対象リストファイル中に記述した更新情報識別子が,反映情報キューファイル中に存在するかを確認するために使用します。
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反映済みの更新情報,又は未反映の更新情報の内容を確認するために使用します。
形式
hdsrefinfm -f 反映ステータスファイル名 {-l 9 | -m trn〔 -t 反映済みトランザクション件数,未反映トランザクション件数 〕} 〔 -g 反映グループ名 | -c 〕 -p 解析結果出力ファイル名〔 -k 出力ファイルの最大値 〕
オプション
- 抽出対象を指定するオプション
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-f 反映ステータスファイル名
情報の抽出対象である反映ステータスファイル名を絶対パスで指定します。
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- 更新情報の出力内容を指定するオプション
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-l 9
「出力形式1」に示す形式で出力します。
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-m trn
「出力形式2」に示す形式で出力します。
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-t 反映済みトランザクション件数,未反映トランザクション件数
〜〈英数字〉((0〜999999999,all))《1,1》
-m trnオプションを指定する場合に,出力する更新情報を抽出側のトランザクション件数で指定します。反映済みトランザクションの件数と,未反映トランザクションの件数を,コンマ(,)で区切って指定してください。全件出力する場合は,allを指定します。
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- 更新情報出力の基点を指定するオプション
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-g 反映グループ名
更新情報出力の基点を,指定した反映グループの開始位置からに設定します。反映グループ名を絶対パスで指定してください。
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-c
更新情報出力の基点を,反映プロセスの開始位置からに設定します。
これらのオプションを省略した場合は,カレントの反映プロセス実行位置を基点とします。
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- 解析結果出力に関するオプション
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-p 解析結果出力ファイル名
結果を出力するファイル名を絶対パスで指定します。
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-k 出力ファイルの最大値
〜〈符号なし整数〉((0〜1048576))《1024》(単位:KB)
解析結果出力ファイルの最大値を指定します。0を指定すると,解析結果出力ファイルの最大値は制限されません。
なお,解析結果出力ファイルは,このオプションの指定値よりも1KB程度大きくなる場合があるため,注意してください。
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出力形式1
hdsrefinfmコマンドの出力形式(-l 9オプション指定時)を次に示します。
解析結果出力ファイルの反映情報キューファイル解析結果の項目「Extract-id」に更新情報識別子が,「Additional Transaction information」に抽出トランザクション情報が表示されます。
なお,「Extract-id」及び「Additional Transaction information」以外の項目については保守情報であり内容については保証しません。
出力形式2
hdsrefinfmコマンドの出力形式(-m trnオプション指定時)を次に示します。
解析結果出力ファイルの反映情報キューファイル解析結果の項目「Extract-id」に更新情報識別子が,「Additional Transaction information」に抽出トランザクション情報が表示されます。
なお,「Extract-id」及び「Additional Transaction information」以外の項目については保守情報であり内容については保証しません。
注意
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hdsrefinfmコマンド実行環境の文字コードと抽出システム定義のdblocaleオペランドに指定した文字コードが異なる場合は,環境変数HDS_RFI_ELANGを指定してください。
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hdsrefinfmコマンド実行環境の文字コードと反映システム定義のdblocaleオペランドに指定した文字コードが異なる場合は,環境変数HDS_RFI_PLANGを指定してください。