Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


hdeshmclean(抽出側Datareplicatorの共用リソースの削除)

〈このページの構成〉

機能

抽出側Datareplicatorが異常終了した場合に,抽出側Datareplicatorの共用リソース(プロセス,共用メモリ,又はセマフォ)が残っているとき,残っている共用リソースを削除します。このコマンドはUNIX版限定のコマンドです。このコマンドはDatareplicator管理者が実行してください。

形式

hdeshmclean 〔 -x ホスト名 〕
       〔 -l clean〔 -q{resp|noresp}〕〔 -w 〕〔 -t{mst|nmt|both}〕〕

オプション

出力形式

抽出システム定義のsendcontrolオペランドにnodemstを指定

[図データ]

抽出システム定義のsendcontrolオペランドにsendmstを指定

[図データ]

出力情報の説明

番号

出力情報

備考

1

抽出マスタプロセス管理リソースヘッダ

抽出マスタプロセスが管理するリソースが存在しない場合は,番号1〜5までの情報は表示されません。

2

コマンド連絡用共用メモリID

3

ステータスコマンド排他用セマフォID

4

抽出マスタプロセスのプロセスID

5

稼働トレース収集プロセスのプロセスID

6

抽出ノードマスタプロセス管理リソースヘッダ

抽出ノードマスタプロセスが管理するリソースが存在しない場合は,番号6以降の情報は表示されません。

7

プロセス間連絡用共用メモリID

8

抽出定義格納用共用メモリID

9

メッセージテキスト格納用共用メモリID

10

コマンド連絡用共用メモリID

抽出システム定義のnodecontrolオペランドにserverを指定していない場合は,0が出力されます。

11

ノード間排他用セマフォ

12

コマンド排他用セマフォID

抽出システム定義のnodecontrolオペランドにserverを指定していない場合は,0が出力されます。

13

抽出ノードマスタプロセスのプロセスID

14

稼働トレース収集プロセスのプロセスID

15

サーバ単位リソースヘッダ

16

トランザクション情報管理用共用メモリID

抽出システム定義のnodecontrolオペランドにserverを指定していない場合は,0が出力されます。

17

トランザクション内更新情報管理用共用メモリID

18

トランザクション内分岐情報管理用共用メモリID

19

送信プロセス管理用共用メモリID

20

サーバ間排他用セマフォ

21

抽出プロセスのプロセスID

22

送信プロセスのプロセスID

送信プロセス名は次のように表示されます。

抽出システム定義のsendcontrolオペランドにnodemstを指定している場合は,「hdesender(送信先識別子)」。

抽出システム定義のsendcontrolオペランドにsendmstを指定している場合は,「hdesendmst」。

23

送信プロセス(hdesndprc)のプロセスID

抽出システム定義のsendcontrolオペランドにsendmstを指定している場合に出力されます。起動しているプロセスの数だけ表示されます。ただし,送信プロセス(hdesndprc)が起動してない場合は,出力されません。

24

抽出処理監視プロセスID

抽出システム定義のextwatch_intvlオペランドを指定していない場合は,0が出力されます。

(凡例)

−:特にありません。

規則

残った共用リソースが原因で抽出側Datareplicatorを起動できない場合は,hdestopコマンドを実行して共用リソースを削除してください。hdestopコマンドを実行しても共用リソースを削除できない場合に,このコマンドを実行してください。