Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


hdeinfoget(抽出側障害情報の取得)

〈このページの構成〉

機能

抽出側Datareplicatorで障害が発生した場合,障害の原因を調査するために定義情報,及び障害情報を取得します。

UNIX版Datareplicatorだけで使用できるコマンドです。Windows版Datareplicatorでは使用できません。

このコマンドはDatareplicator管理者が実行してください。

形式

hdeinfoget 〔 -n 抽出側Datareplicator識別子 〕
        -e 初期情報出力先ディレクトリ

オプション

注※1

ホスト名の長さが32バイト以上の場合,先頭から32バイト分の文字を使用します。

注※2

年月日時分秒は「YYYYMMDDhhmmss」(YYYY:西暦年,MM:月,DD:日,hh:時,mm:分,ss:秒)です。

初期情報ファイルに取得される情報を次に示します。

分類

取得する情報

取得の有無

定義情報

Datareplicator定義ファイル

抽出システム運用ディレクトリパス情報

抽出システム定義ファイル

抽出環境定義ファイル

送信環境定義ファイル

抽出定義ファイル

※1

二重化定義ファイル

障害情報

Datareplicator運用ファイル

抽出定義プリプロセスファイル

抽出情報キューファイル

×

抽出マスタステータスファイル

抽出サーバステータスファイル

抽出マスタエラー情報ファイル

抽出ノードマスタエラー情報ファイル

抽出マスタトレースファイル

抽出ノードマスタトレースファイル

データ連動用連絡ファイル

コマンドログファイル

※2

二重化制御ファイル

UXPLログファイル

×

Datareplicator運用情報

Datareplicatorバージョン情報

hdestateコマンド実行結果

hdefstateコマンド実行結果

hdsfstatfsコマンド実行結果

共用メモリ情報

×

pdls -d rpl -jコマンド実行結果

抽出側Datareplicator運用ディレクトリ下のファイルリスト

データ連動対象の表,インデックス定義情報

×

OS情報

Datareplicatorインストールディレクトリ下のファイルリスト

プロセスリスト

ipcs -aコマンド実行結果

netstat -nコマンド実行結果

hostsファイル

servicesファイル

inetd情報

syslogファイル

(凡例)

○:この情報を取得します。

△:UNIXのキャラクタ型スペシャルファイルである場合は取得しません。レギュラーファイルの場合だけ取得します。

×:この情報を取得しません。

注※1

hdeprepコマンドを実行していないサーバマシンでは取得しません。

注※2

環境変数hde_command_log_fileの指定によって任意のファイル名が付与されている場合は,この情報を取得しません。

規則