6.8.1 連動対象表の定義変更
表の変更内容とDatareplicator定義の修正内容を次の表に示します。なお,連動対象ではない表を変更する場合は,Datareplicatorの初期化,及び定義の修正は必要ありません。
表の変更内容 |
抽出定義の修正内容 |
反映定義の修正内容 |
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表を追加する※1 |
extract文を追加します。 |
load文を追加します。 |
表を削除する |
extract文を削除します。 |
load文を削除します。 |
表を削除した後,再度同じ表を作成する(テーブルIDの変更) |
− |
− |
非マッピングキーの列を連動対象に追加する |
extract文の抽出する列の定義に"*"と指定している場合: 定義の修正は必要ありません。 extract文の抽出する列の定義に列名を指定している場合: 列名を追加します。 |
load文の反映対象とするフィールドの定義に"*"と指定している,又はload文を省略している場合: 定義の修正は必要ありません。 load文の抽出する列の定義にフィールド名称を指定している場合: フィールド名称を追加します。 |
マッピングキーの列を連動対象に追加する |
extract文の抽出する列の定義に"*"と指定している場合: key句又はukey句に追加します。また,送信条件にする場合は,send文のwhere句に追加します。 extract文の抽出する列の定義に列名を指定している場合: 抽出する列の定義に列名を追加し,key句又はukey句にも追加します。また,送信条件にする場合は,send文のwhere句に追加します。 |
load文の反映対象とするフィールドの定義に"*"と指定している,又はload文を省略している場合: 定義の修正は必要ありません。 load文の抽出する列の定義にフィールド名称を指定している場合: フィールド名称を追加します。 |
非マッピングキーの列を連動対象から削除する |
extract文の抽出する列の定義に"*"と指定している場合: 定義の修正は必要ありません。 extract文の抽出する列の定義に列名を指定している場合: 列名を削除します。 |
load文の反映対象とするフィールドの定義に"*"と指定している,又はload文を省略している場合: 定義の修正は必要ありません。 load文の抽出する列の定義にフィールド名称を指定している場合: フィールド名称を削除します。 |
マッピングキーの列を連動対象から削除する |
extract文の抽出する列の定義に"*"と指定している場合: key句又はukey句から列名を削除します。また,送信条件にしている場合は,send文のwhere句から削除します。 extract文の抽出する列の定義に列名を指定している場合: 抽出する列の定義から列名を削除し,key句又はukey句からも削除します。また,送信条件にしている場合は,send文のwhere句から削除します。 |
load文の反映対象とするフィールドの定義に"*"と指定している,又はload文を省略している場合: 定義の修正は必要ありません。 load文の抽出する列の定義にフィールド名称を指定している場合: フィールド名称を削除します。 |
RDエリアを追加するまたは,RDエリアを移動する |
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連動対象ではない列を削除する |
− |
− |
表名を変更する |
extract文の表識別子を変更します。 |
load文の表識別子を変更します。 |
列名を変更する |
extract文の抽出する列の定義に"*"と指定している場合: 定義の修正は必要ありません。 extract文の抽出する列の定義に列名を指定している場合: 列名を変更します。 |
− |
列のデータ型(列属性)を変更する |
送信条件にしている場合は,send文のwhere句の条件を変更します。 |
− |
分割格納条件を変更する |
− |
− |
- (凡例)
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−:定義を修正する必要はありません。
- 注※1
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抽出対象表を追加する場合,抽出システム定義のextinfonumオペランドの指定値を見直してください。extinfonumオペランドに,extract文の数よりも少ない値を指定していると,hdeprepコマンドの実行時にエラーになります。
- 注※2
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HiRDB稼働中に連動対象のBESが増減しないRDエリアの移動を行う場合,以下の手順でRDエリアを移動することでDatareplicatorの初期化は不要となります。
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移動対象のRDエリアを閉塞する。
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hdeeventコマンドを実行する。指定するイベントコードは,以下のオペランドに指定している以外のコードを指定する。
送信環境定義
・eventcntreset
・eventsync
反映環境定義
・eventtrn
・eventtbl
・eventretrn
・eventretbl
・eventspd
・eventcntreset
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手順2実行後,Datareplicatorのエラー情報ファイルにKFRB02036-Iが出力され,イベントが反映側に送信完了したことを確認する。
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RDエリアを移動する。
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移動対象のRDエリアの閉塞を解除する。
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