Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


5.13.5 マルチFES機能を使う場合の反映グループ定義の例

マルチFES機能を使う場合の,次に示す反映グループ定義の例について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 表単位分割方式でマルチFES機能を使う場合

表単位分割方式でマルチFES機能を使うときの反映グループ定義の例を次の図に示します。

図5‒28 反映グループ定義の例(表単位分割方式)

[図データ]

(2) キーレンジ単位分割方式でマルチFES機能を使う場合

キーレンジ単位分割方式でマルチFES機能を使うときの反映グループ定義の例を次の図に示します。

図5‒29 反映グループ定義の例(キーレンジ単位分割方式)

[図データ]

(3) ハッシュ分割方式でマルチFES機能を使う場合

ハッシュ分割方式でマルチFES機能を使うときの反映グループ定義の例を次の図に示します。

図5‒30 反映グループ定義の例(ハッシュ分割方式)

[図データ]

(4) ハッシュ分割方式で,FESを指定する場合

ハッシュ分割でデータを別々のサーバに格納するパラレルサーバの表に対して,Datareplicatorの反映グループでFESを指定します。このとき,HiRDBの表と同様にハッシュ分割をします。FESを指定すると,ハッシュ分割した数だけ並行に反映処理するのと同時に,FESとBES間の通信オーバヘッドを削減してFESの負荷を減らせます。これによって,データ連動をより効率的に実行できるようになります。

反映グループ定義の例(ハッシュ分割方式でFESを指定する場合)を次の図に示します。

図5‒31 反映グループ定義の例(ハッシュ分割方式でFESを指定する場合)

[図データ]