Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


4.8 抽出側HiRDBの設計

抽出側HiRDBのシステム設計について説明します。

HiRDBのデータベースからデータを抽出する場合,抽出側HiRDBは抽出側Datareplicatorが必要とするデータ連動情報を,データベースの更新ログに付けてシステムログファイルに出力します。抽出側Datareplicatorは,抽出側HiRDBが出力したシステムログファイル中のデータベースの更新ログを基に,データ連動を実行します。抽出側HiRDBでのデータ連動情報のシステムログファイルへの出力機能を,HiRDB Datareplicator連携機能といいます。

抽出側HiRDBでHiRDB Datareplicator連携を開始すると,データ連動情報が付けられたシステムログがシステムログファイルに出力されます。抽出側Datareplicatorを起動して抽出処理を開始すると,抽出側Datareplicatorはシステムログファイルからのシステムログの抽出を開始します。

HiRDBのデータベースからデータを抽出するためには,抽出側HiRDBに次の指定が必要です。

〈この節の構成〉