4.2.6 ユーザオウンコーディングを使ってデータ連動するパターン
UOCでデータを編集してから反映するデータ連動のパターンの例について説明します。UOCについては,「8. ユーザオウンコーディング」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 更新情報を反映側のUOCで任意に加工して反映する例
UOCを使うと,更新情報を編集・加工してから反映できます。更新情報を反映側のUOCで任意に加工して反映する例を次の図に示します。
(説明)
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UOCによって加工して反映する場合のUOC名
UOCによって加工して反映する場合は,反映表定義のby句にUOC名を指定します。
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UOCでの処理
UOCに対しては,反映表定義のload文で指定した更新情報のフィールドのデータを渡します。UOCでは,受け取ったデータを加工して,反映処理をするためのSQL文の生成と発行が必要になります。
UOCは,反映側Datareplicatorで用意する関数を使って作成し,コンパイルとリンケージを実行する必要があります。
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UOCのサンプル
反映側DatareplicatorではUOCのサンプルを用意しています。このUOCを利用して,任意のUOCを作成できます。