Hitachi

HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


3.2.3 抽出処理の単位

抽出処理の単位を次の図に示します。

図3‒16 抽出処理の単位

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 抽出

システムログファイルに格納されている更新情報を読み込み,抽出定義に従って抽出情報キューファイルに格納します。このとき,システムログI/Oバッファ,抽出用の抽出情報キューI/Oバッファを使います。抽出側HiRDBがパラレルサーバの場合には,バックエンドサーバ単位に抽出を実行します。

抽出で使う各バッファについては,「4.6.3 抽出方法の設計」を参照してください。

(2) 送信

送信先ごとに抽出情報キューファイルに格納されている更新情報を読み出し,トランザクションが完了している更新情報だけを編集し,反映側システムに送信します。このとき,送信用の抽出情報キューI/Oバッファ,更新情報編集バッファを使います。

送信で使う各バッファについては,「4.6.4 送信方法の設計」を参照してください。