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HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


1.2.3 抽出側DBと反映側DBとの対応

抽出側DBと反映側DBとでデータ連動するためには,抽出側DBと反映側DBのデータを更新情報で対応付けます。抽出側DBについての指定を抽出定義,反映側DBについての指定を反映定義といいます。

それぞれの定義は,データ連動製品(Datareplicator又はXDM/DS)で指定します。なお,SAMファイルを使ったデータ連動の場合,メインフレーム側DBの定義はファイル転送プログラムに転送するデータセットを作成する前に指定してください。

抽出定義で抽出側DBのデータと更新情報とを対応付けて,反映定義で更新情報と反映側DBとを対応付けます。更新情報は,行を特定するためのマッピングキー更新内容で構成されています。

抽出側DBと反映側DBとの対応を次の図に示します。

図1‒7 抽出側DBと反映側DBとの対応

[図データ]

注※

抽出側DBがHiRDBの場合の例で説明しています。