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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド


16.1 使用する場合に注意が必要な機能

ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションと,次の表に示す機能を同時に使用する場合は注意が必要です。ログ同期方式での各機能の使用可否を次の表に示します。注意事項については,各参照先を参照してください。

表16‒1 使用する場合に注意が必要な機能と,各機能の使用可否(ログ同期方式)

使用する機能

業務サイトでの運用時の使用可否

ログ適用サイトでの運用時の使用可否

サイト切り替え時に業務サイトの状態を引き継いだ運用の継続可否

参照先

インナレプリカ機能

×

×※1

×

HiRDB Datareplicatorのレプリケーション機能

×※1

×

HiRDB Datareplicatorのレプリケーション機能

系切り替え機能

×※1

系切り替え機能

セキュリティ監査機能

×※1

セキュリティ監査機能を使用する場合の注意事項」,

セキュリティ監査機能

回復不要FES※2

×※1

自動ログアンロード機能

×※1

自動ログアンロード機能を使用する場合の注意事項」,

自動ログアンロード機能

システム構成変更コマンドの使用

使用する場合に注意が必要な機能」,

システム構成変更コマンドの使用

統計情報の取得

×※1

×

統計情報の取得

システムログファイルの空き容量監視機能

×

×

システムログファイルの空き容量監視機能

MIBパフォーマンス情報監視機能

×

×

MIBパフォーマンス情報監視機能

CONNECT関連セキュリティ機能

×

(凡例)

○:使用できます。または,引き継いで運用を継続できます。

△:制限事項ありで使用できます。または,引き継いで運用を継続できます。

×:使用できません。または,引き継いで運用を継続できません。

−:参照先はありません。

注※1

該当する機能をシステム定義に指定した場合,該当する機能の指定が無視されます。

注※2

HiRDB/パラレルサーバ限定の機能です。

〈この節の構成〉