14.5 ディスク障害が発生した場合の対処
ディスク障害(ペアボリュームの障害)が発生した場合の,各サイトの動作と対処方法を次の表に示します。なお,障害発生後は,業務サイトはログ適用可能状態,ログ適用サイトはログ適用不可能状態となります。
表14‒2 業務サイトでディスク障害が発生した場合の各サイトの動作と対処方法
ファイル区分
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HiRDBの動作
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障害発生後の状態
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対処方法
(参照先)
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業務サイト
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ログ適用サイト
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DB
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該当ボリュームを配置したRDエリアを障害閉塞し,処理を継続します。
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業務サイトで障害閉塞したRDエリアを障害閉塞し,ログ適用を継続します。
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ログ適用
可能状態
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次の対処をしてください。
1.ディスク障害を対策する。
2.業務サイトの障害閉塞したRDエリアを回復する。
3.システムログ適用化をする。
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LOG
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該当ボリュームを配置したシステムログファイルを閉塞し,スワップしてから処理を継続します。
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業務サイトで閉塞したシステムログファイルについて,ログ適用を実施したあとにシステムログファイルをスワップし,ログ適用を継続します。
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ログ適用
可能状態
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「業務サイトのシステムファイルを配置したボリュームが障害になった場合の対処方法」
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USTS
SSTS
SPD
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該当ボリュームを配置したステータスファイル,シンクポイントダンプファイルを閉塞し,スワップしてから処理を継続します。
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ログ適用を継続します。
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表14‒3 ログ適用サイトでディスク障害が発生した場合の各サイトの動作と対処方法
ファイル区分
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HiRDBの動作
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障害発生後の状態
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対処方法
(参照先)
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業務サイト
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ログ適用サイト
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DB
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処理を継続します。
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該当ボリュームに配置したRDエリアを障害閉塞し,障害閉塞していないRDエリアに対してだけログ適用を継続します。
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ログ適用
不可能状態
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ディスク障害を対策したあと,システムログ適用化を実施してください。
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LOG
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保護モードがdataの場合は,ログ適用サイトでディスク障害となった,ペアボリュームに配置したシステムログファイルを閉塞し,スワップしてから処理を継続します。
保護モードがneverの場合は,処理を続行します。
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該当ボリュームに配置したシステムログファイルを閉塞します。このとき,閉塞したシステムログファイルにログ適用していないシステムログが含まれている場合,システムログの欠落を検知して異常終了します。閉塞したシステムログファイルを読み込み中であった場合,ファイル入出力エラーを検知して異常終了します。
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USTS
SSTS
SPD
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保護モードがdataの場合は,ログ適用サイトでディスク障害となった,ペアボリュームに配置したステータスファイル,シンクポイントダンプファイルを閉塞し,スワップしてから処理を継続します。
保護モードがneverの場合は,処理を続行します。
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ログ適用を継続します(ステータスファイル,シンクポイントダンプファイルの障害は,ログ適用処理には影響しません)。
データベース引き継ぎ後のHiRDBの再開始時に,該当ボリュームに配置したシステムログファイルを閉塞します(閉塞しているステータスファイル,シンクポイントダンプファイルが現用の場合,HiRDBを再開始できないときがあります)。
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ログ適用
不可能状態
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「ログ適用サイトのシステムファイルを配置したボリュームが障害になった場合の対処方法」
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