Hitachi

インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 10


5.1.1 障害対策の流れ

更新可能なオンライン再編成を実行しているときの障害対策の流れを次の図に示します。

図5‒1 更新可能なオンライン再編成を実行しているときの障害対策の流れ

[図データ]

更新可能なオンライン再編成で障害が発生すると,ユニットダウン,コマンドの異常終了,またはボリューム障害が発生します。障害発生時の対策の流れを次に示します。

  1. 通常のHiRDBの運用のときと同じようにトラブルシュート情報を取得します。

  2. トラブルシュート情報の取得・調査の結果,障害原因がシステムログにあった場合,その障害を回復します。詳細については,「システムログファイルの障害回復」を参照してください。

  3. オンライン再編成がどのような状態(更新可能なオンライン再編成状態)なのかを確認します。詳細については,「更新可能なオンライン再編成状態の確認」を参照してください。

  4. 発生現象,トラブルシュート情報および更新可能なオンライン再編成状態を基に障害対策を行います。詳細については,「取得した情報を基にした障害対策」を参照してください。