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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


9.2.1 外部Javaストアドルーチンの作成

外部Javaストアドルーチンを記述する場合,次の手順でします。

  1. Javaプログラムの記述(Javaファイルの作成)

  2. コンパイル(Classファイルの作成)

  3. テスト,デバッグ

  4. JAR形式へのアーカイブ(JARファイルの作成)

〈この項の構成〉

(1) Javaプログラムの記述(Javaファイルの作成)

外部Javaストアドルーチンとして登録するJavaプログラムを記述します。

Javaプログラムを記述する場合の注意事項については,「Javaプログラム作成時の注意事項」を参照してください。

Javaプログラムの記述例を次の図に示します。

図9‒2 Javaプログラムの記述例

[図データ]

(2) コンパイル(Classファイルの作成)

javacコマンドを使用して,JavaファイルからClassファイルを作成します。

コンパイルの例を次の図に示します。

図9‒3 コンパイルの例

[図データ]

[説明]

Javaファイルでpackage指定をした場合は,コンパイル時に-dオプションを指定してください。

コンパイルすると,package名のディレクトリが作成され,その下にClassファイルが作成されます。

(3) テスト,デバッグ

コンパイルしたファイルを,クライアント側のJava仮想マシン上で実行し,テスト,デバッグをします。

テスト,デバッグをするときの注意事項については,「テスト,デバッグ時の注意事項」を参照してください。

テスト,デバッグの概要を次の図に示します。

図9‒4 テスト,デバッグの概要

[図データ]

(4) JAR形式へのアーカイブ(JARファイルの作成)

jarコマンドを使用して,複数のClassファイルからJARファイルを作成します。

JARファイルを作成するときの注意事項については,「JARファイル作成時の注意事項」を参照してください。

JAR形式へのアーカイブ例を次の図に示します。

図9‒5 JAR形式へのアーカイブ例

[図データ]