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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


9.6 JARファイル作成時の注意事項

JARファイルを作成するときの注意事項について説明します。

Javaには,プログラムを機能ごとに分割管理するための,「パッケージ」という概念があります。実際には,パッケージはディレクトリ構造として表現されるため,コンパイル後はパッケージ名のディレクトリ下にClassファイルが作成されます。

Classファイルが作成される場所を次の図に示します。

図9‒14 Classファイルが作成される場所

[図データ]

Javaファイルを作成する場合,ディレクトリ構造を含めたファイルの統合,圧縮ができます。

JARファイルには,ClassファイルだけでなくJavaファイルも同時に統合できます。HiRDBに登録したJARファイル内から,GET_JAVA_STORED_ROUTINE_SOURCE指定の検索で特定のClassのJavaプログラムソースを取得する場合には,Javaファイルも同時に統合する必要があります。GET_JAVA_STORED_ROUTINE_SOURCE指定については,マニュアル「HiRDB SQLリファレンス」を参照してください。

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