4.1.1 インデクスの提案
HiRDB SQL Tuning Advisorのインデクス提案機能では,SQLに適切なインデクス定義を提案します。次のどちらかの方法でSQLを解析すると,その結果を基にインデクスを検証します。
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ダイナミックブラウジング機能によるアクセスパス解析
SQLを直接入力できるため,UAP作成前のインデクス検証で使用します。
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アクセスパス情報ファイルからのアクセスパス解析
中間結果情報も含めて検証できるため,環境構築後の性能検証で使用します。
ここでは,HiRDB SQL Tuning Advisorのダイナミックブラウジング機能を使ってSQLを解析し,インデクスを提案させる手順を次に示します。
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[スタート]−[プログラム]−[HiRDB SQL Tuning Advisor]−[HiRDB SQL Tuning Advisor]を選択し,HiRDB SQL Tuning Advisorを起動します。
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接続の設定を行います。
接続の設定方法については,「HiRDB SQL Tuning Advisorの環境設定」を参照してください。設定済みの場合,この手順は必要ありません。
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[ダイナミックブラウジング]ボタンをクリックします。
[ダイナミックブラウジング]画面が表示されます。
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[SQL]テキストボックスに,検証したいSQLを入力し,[OK]ボタンをクリックします。
[アクセスパス(ダイナミックブラウジング結果)]画面が表示されます。
そのSQLに性能上の問題がある場合は,[警告内容]にガイダンスが表示されます。
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ガイダンスの要因としてインデクスに問題がないかを確認する場合は,[インデクス提案]ボタンをクリックします。
[インデクス提案一覧]画面が表示されます。
既に定義したインデクスには「済」と記載されていますので,「済」の記載がないインデクスについて定義してください。