14.1.3 インデクスの再編成中にエラーが発生した場合の処置
インデクスの再編成中にエラーが発生して,pdrorgコマンドが異常終了した場合の処置について説明します。pdrorgコマンドが異常終了した後の操作手順を次に示します。
- 〈手順〉
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メッセージログファイル又はsyslogfile中に,KFPL00715-Iメッセージが出力されているかどうかを確認してください。KFPL00715-Iメッセージは,「インデクスロードの処理開始」を告げるメッセージです。このメッセージが出力されている場合は,インデクス情報ファイルが作成されています。
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KFPL00715-Iメッセージが出力されていない場合は,再度pdrorgコマンド(インデクスの再編成)を実行してください。ただし,pdcancelなどによる異常終了の場合は,インデクスキー情報がなくなっている可能性があるため,インデクスの再編成を再実行できないことがあります。この場合は,インデクスの再作成(-k ixrc指定)を実行してください。
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KFPL00715-Iメッセージが出力されている場合は,作成されたインデクス情報ファイルを入力ファイルとして次に示す操作をしてください。
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インデクスの再編成をログレスモード以外で実行した場合
pdrorgコマンドでインデクスを一括作成(-k ixmk指定)してください。
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インデクスの再編成をログレスモードで実行した場合
インデクス格納RDエリアは障害閉塞しています。したがって,pdmodコマンドでインデクス格納RDエリアを再初期化して,障害閉塞状態を解除してください。その後,pdrorgコマンドでインデクスを再作成(-k ixrc指定)してください。
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- 留意事項
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インデクスの再編成時に起こる一般的なエラーとして,インデクス格納RDエリアの容量不足があります。この場合の対処方法を「例題2(インデクスの再編成中にRDエリアの容量不足が発生した場合:ログレスモード以外で実行した場合)」及び「例題3(インデクスの再編成中にRDエリアの容量不足が発生した場合:ログレスモードで実行した場合)」で説明します。
なお,インデクスの定義時にPCTFREEオペランドに0以外を指定している場合は,pdrorgコマンドのoption文のidxfreeオペランドを指定すれば,インデクス格納RDエリアを拡張しなくても済む場合があります。