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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


14.1.2 例題1(インデクスの再編成方法)

表(TABLE01)に定義したインデクス(INDEX01)を再編成します。再編成するときの条件は次のとおりです。

〈この項の構成〉

(1) pdholdコマンドで再編成対象RDエリアを閉塞します

pdhold -r RDAREA1

(2) pdrorgコマンドでインデクスを再編成します

pdrorg -k ixor -t TABLE01 /pdrorg/rorg01
〔説明〕

-k:インデクスを再編成するためixorを指定します。

-t:インデクスを定義した表の名称を指定します。

/pdrorg/rorg01:pdrorgコマンドの制御文情報ファイル名を指定します。制御文情報ファイルの指定例を次に示します。

idxname name=INDEX01
idxwork bes1 /pdrorg

INDEX01:インデクス識別子

bes1:インデクス情報ファイルを作成するサーバ名(HiRDB/パラレルサーバの場合に指定します)

/pdrorg:インデクス情報ファイルを作成するディレクトリ名

(3) 再編成対象RDエリアのバックアップを取得します

更新前ログ取得モード(省略値)でインデクスを再編成したため,再編成対象RDエリア(RDAREA1)のバックアップを取得してください。バックアップの取得方法については,「例題8(RDエリア単位にバックアップを取得する場合)」を参照してください。

(4) pdrelsコマンドでRDエリアの閉塞を解除します

pdrels -r RDAREA1

コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。